アイナ・ジ・エンド Live@大宮ソニックシティ 2026.6.15 感想

LIVE TOUR 2026 -PICNIC-

2026年6月15日(月)@大宮ソニックシティ

大ヒットを経験したアイナのライヴ

昨年2月にアイナのライヴを観て、もう、しばらくは観なくてもいいかなあ、なんてぼんやり思いました。
アイナに対する熱もひと段落、みたいな。
ところが、その後、「革命道中」が大ヒットして、お茶の間の一般層にまでアイナの名前が浸透していく事態に。
ひと回り大きくなったアイナの姿は、また近いうちに観なきゃならないなという気持ちになりました。

2026年のアイナ、4月から始まるPICNICツアーは、韓国、タイ、台湾を周るアジア・ツアー。
6月から国内ということだったのですが、関東圏ではNHKホール公演のみ。
僕にとっては日程の都合があまり良くなかったので、今回はパスかなあと思ってたら、追加公演として大宮公演が決定したのです。
地元・埼玉の大宮ならば、近くていいし、チケットすんなり獲れるようだったら行ってもいいなと。
最速先行は利用したことのないチケット会社だったので見送ったのですが、ぴあ先行ならいいなと思い、そこで申し込み。
すると、すんなり当選したのです。
結果的に、一般発売でも即日ソールドアウトにはならなくて、どうやらチケットは獲りやすかったみたいだけど。

去年からしばらくアイナの音楽から離れていたので、忘れてないかが心配。
セットリストがどうなるか。ついて行けるか。
開幕したアジア・ツアーのセットリストを見ると、王道の曲が並んでました。
アジア公演も日本公演も、同じPICNICツアー名義なので、セットリストも同じかもしれません。
でも、アジア・ツアーは、とりあえずアイナ・ジ・エンドの王道を見せる意味合いのセットリストを組んだのかもしれませんので、もしかしたら、日本に戻ってのツアーはセットリストを変えて来るかも。
国内ツアーの初日として追加された大宮公演。
そういう意味では、とても予習がしづらかったのですが、とりあえずアジア・ツアーのセットリストでプレイリスト作ったのを基本に聴きこんで、他にはアルバムもひと通り聴き直して、さらには新曲もチェックして。
とりあえず、なんとかアイナについて行けるだけのモードに切り替えました。

ライヴ当日。会場へ

ライヴ当日は曇り空。
天気予報ではずっと雨マークが付いてたのですが、前日になって、どうやら雨は早目に上がりそうだという予報に切り替わり。
その通り、雨は午前中で上がり、昼過ぎに出掛ける時間には、もうほとんど雨の心配はなくなってました。

大宮なので近いし、買い物をしても、まだ充分時間に余裕があるほどでした。
開場時間は18時ということで、10分過ぎくらいに会場に到着すればいいかな、と。
この会場に来たのはBiSHの解散前ライヴ以来、3年振りか。
その時もアイナを観たのか。
なんだか感慨深い。

到着したと思ったら、「安全確認のため、開場が30分遅れとなっております」というアナウンスが聞こえてきました。
どうりで待機列が長すぎるわけだ。
それにしても、安全確認のため?
なんか、トラブルでもあったのか??
しばらく木陰で立ち止まって列を見てたのですが、どうせ待つなら、列に並んで待ってた方がいいなと気付き、待機列へ。
その後も、どんどんお客さんがやってきて、列に並んでいきます。
無事に始まるのか、ちょっと心配になってきました。

15分くらい並んで待って、18時30分を過ぎ、ようやく入場が始まったようです。
どうやらトラブルはないみたい。
ライヴは無事に行われそう。
そこからは、スルスルと入場は進んでいきました。

僕が入場できたのは18時50分頃。
まだまだ入場出来てないお客さんも多いので、きっと開演時間も遅れるよね。
トイレを済ませてから、しばらくロビーのソファに座って待ってたのですが、何分遅れで始まるかわからないので、もう自分の席に行っちゃおうか、と。

僕の席は2階5列5番。
ほぼ左端のバルコニーみたいなエリアでした。
なので、5列目と言っても、柵が近くて、高所恐怖症の僕には辛いかもしれない不安もあったのですが、全然平気でした。
前の席の何人か、そして僕の左側も2席空いたままでした。
来れなくなってしまったのか、チケットが売れなかったのか、謎でしたけど、周りに空席があると精神的にリラックス出来るのでラッキーでした。

ライヴのスタート

開演時間の19時を18分過ぎ、ようやく客電が落ちました。

01. ハロウ
02. NaNa
03. ZOKINGDOG
04. Frail
05. Sweet Boogie
06. アイコトバ
07. 家庭教師
08. Retire
09. 残して
10. 粧し込んだ日にかぎって
11. 革命道中
12. Love Sick
13. No Epilogue
14. BLUE SOULS
15. Entropy
16. ルミナス – Luminous
17. ペチカの夜
(Encore)
18. サボテンガール
19. きえないで

「ハロウ」
バンドの演奏が始まり、アイナの歌声は聴こえるんだけど、姿がどこにもない。
途中でどこかから歩いて登場してくるのかなと思って、舞台袖あたりを中心に見てたんだけど。
ふと、ステージ後方を見たら、高い位置にも舞台があって、そこで歌ってた!
アイナは黒の衣装で、肩が出てるように見えます。
スカートの部分に赤いリボンが何本か付いてて可愛い。
そして相変わらず、アイナの凛とした立ち姿、姿勢が良いなあと惚れ惚れ。
ノイジーな演奏に情感たっぷりの歌声。
それにしても想定外の1曲目。
やっぱり、アジア・ツアーとはセットリストがかなり違いそうだぞ!

「NaNa」
軽快なリズムに乗ってピアノも踊りだす。
「大宮!」
アイナが呼びかけると、客席から大歓声。
ダンサーさん2人が華麗に舞っています。
アイナは身体を傾けたりくねらせたりしながら歌い、妖艶なパフォーマンス。
終盤、「♪ 小松菜奈にラブリー」と歌うのも恒例。
激しくも艶のある楽曲に、ファンも妄想を膨らませます。

「ZOKINGDOG」
ホーンが効いて、ファンキーな曲。
体の芯からモクモクと燃え上がって来るような、エネルギーに満ちています。
ダンサーさんが2人増えて4人に。お馴染みのジエンドテイルズですね。
アイナが歌いながら中央の階段を降りてきて、ステージ前方に。
間奏ではキーボード・ソロ。
次の間奏ではギター・ソロ。
そして、演奏は続きますが、アイナからの挨拶が。
「あらためまして、アイナ・ジ・エンドです」
「みなさん、お元気ですか~?」
「今日はPICNIC初日!」
「今日も会場をドッグランにしたいと思います!」
「みなさん、可愛いワンちゃんになってください」
「後ろには私の愛犬ゾンビーが映ってます!」
「♪ ワンワンワン、ワンワンワワン!」
お客さんたちみんながワンワン・ポーズをしながら歌います。
「みんな可愛い!」
「でも、可愛いだけでは生きていけません」
「強くなることも必要です」
「猛犬になったつもりで叫んでください!」
「♪ ワンワンワン、ワンワンワワン!」
「オッケー!」
演奏のフィニッシュ時はいつも気分爽快。

「Frail」
変な空気というか...虚ろな感じの始まりですよね。
和のテイストもある。
そこから、堰を切ったように「♪ 秘密を始めましょう」と激しくなります。
「秘密ね」「いびつね」と韻を踏んで。
曲の中で豹変するのが面白いですが、膝をついて歌うアイナ、その色っぽさ、大人になったなあ、と。

「Sweet Boogie」
アイナも可愛らしい声で歌いますし、ポップに弾けた感じもありますが、意外とビートが効いててやっぱりハード。
アイナは自撮り棒を使って、自分やメンバーを映しながらメンバー紹介。
後に言ってましたが、使ってたのはグーグルピクセルだそうで。
原曲には無かった気がする「♪ Love Sweet Love Sweet」というメロディ・パートがあって、そこがめっちゃ良かったなあ。
お客さんも手でハートの形を作って上下に掲げるアクション。
「さいたま~、元気ですか~!」

MC。
「今日は笑顔を見せに来てくれて、目を合わせに来てくれてありがとう」
「ツアーって、いつも緊張するけど、やらなあかんって感じで」
「でも、始まれば楽しい」
「たくさん元気をもらってます」
「昨日はMAJに出させてもらったんですけど、観てくれましたか?」
「車に乗ってレッドカーペットのところまで来て、車から降りて優雅に歩き出す、ってのが普通なんですけど」
「私、フォルクスワーゲンのCMに出てるから、TOYOTAアリーナの用意した車には乗れなくて(笑)」
「スタッフさんに言われて、レッドカーペットまでササササッと歩いてきて」
「私がワーゲンのCM出てるからって、ワーゲン買った人っておる?」
「あ、いる!」
「今日は、知らない曲も、何度も聴いた曲も歌うと思いますので、楽しんでってください」

「アイコトバ」
壮大で感動的なバラード。
でも、サビに向かうまでのギターのアルペジオが、キーが合ってないというか、若干歌いにくいんじゃないかと思わせる響きに感じて、ちょっとハラハラ。
でも、アイナはまったくブレることなく、堂々と歌います。
圧倒的な歌声ですね。
終盤、アイナにバックライトが当たり、ピアノの伴奏だけになるパートも印象的でした。

「家庭教師」
「♪ アッ、アッ、アッ、ア~」
このノリ、大好きです。
「♪ ねえ やめて」
危険な歌詞、大好きです。
演奏中に1人から2人、そして4人と、段々増えていくダンサーさん。
コーラスのユカンヌさんまで踊りだして、アイナを含めてステージ前方6人で踊ってました。
壮観な中でのギター・ソロが色鮮やかに響きます。
階段に座って、世界観に入り込んで歌うアイナ。
ユカンヌさんのラップも炸裂。
ラストはアイナとの掛け合いのようになってました。
「1年のド素人」とか、自虐的なことを言ってたような。

「Retire」
ノイジーですね。
ハード・コアとでも言いますか。
タイトルと韻を踏んで「♪ 痛い 痛い」と、まさにスクリーム。
アイナのヴォーカルの高等技術が成せる業。
ベース・ソロからのドラム・ソロがカッコいい!
ジエンドテイルズの4人は高い舞台の上でキレの良いダンス。

MC。
「自慢のダンサーとバンド・メンバーです」
「どうですか?」
「今日のテーマは5秒漫談」
「ピクニックやったことある人、おる?」
「レジャーシート広げて、お弁当持って、っていう」
「私はあんまりやったことないから」
「音楽というお弁当を持って」
「みなさんのお弁当には人生経験が詰まってると思う」
「アイナというのはお母さんに付けてもらった、愛される菜という名前なので、みなさんに名前を呼ばれるのは嬉しい」
「次の曲は、5年前くらいに作った曲で、ライヴでやるのは初めてくらいかも」

「残して」
夕暮れ時、とぼとぼと独りで歩きながら家に帰るようなイメージ。
アコギによる伴奏が寂しさを際立たせます。
「ホームラン」という言葉が、なんだか虚しい...。

いつの間にか、アイナはステージから去っていて。
場内には、雨の音とアイナの音声が響き渡ります。
ギターを買ったとか、とある日に起こった出来事、その時の気持ちなど、日記を朗読しているような、つぶやきにも似た言葉。
フロアにはミラーボールの光が舞い、ダンサーさんたちがステージ狭しと舞い踊る。
アイナは言いました。
「人生はピクニック」

「粧し込んだ日にかぎって」
再び登場したアイナ、ピアノに向かっての弾き語り。
やるせない表情で歌います。
どんどんダウナーな気分になっていきます。
そして、一気にバンド・サウンドになって。
その歌声は、つぶやきから爆発へと、感情が変わっていきます。
苦しいほどに「♪ 愛してるよ」と連呼するアイナ。

ここでアイナの弾いたピアノを片付けている間、ちょっとインスト演奏があり、ジエンドテイルズのダンスとユカンヌさんのラップ。

「革命道中」
再びステージ中央に躍り出たアイナ。
白のキャミソールドレスを纏っています。
ここで代表曲となったこの曲を投入。
「さいたま!アゲてくぞ!」
冒頭から気合いが入り、お客さんも待ってましたとばかりに盛り上がります。
「♪ ダン、ダン、ダダダン!」
「♪ ダンダ、ダン!」
お客さんも大合唱する印象的なこのパート、アニメ『ダンダダン』のテーマソングだったから作られたのかと今ごろ気付いた僕(笑)。
「♪ ダメダメ!」
「♪ 待て待て!」
ちょっとコミカルな雰囲気を出しながらも、ここも大合唱。
そして、サビの前の「♪ 唸るぜ」のところで、観客が凄い唸り声をあげてる!
アイナの「いいよね?」には「いいよー!」と応えて。
これだけ唸って騒いでてもセンチメンタルってか(笑)。
ラストの決めポーズがダサカワでキュート!
この曲をやっと初体験出来ました。
さすがに、アイナ史上1番の爆発力がありましたね。
この曲はこういうノリ方なのか、と肌でわかりました。

「Love Sick」
これまた和を感じるサウンド構成から、一気にハードに攻めて来る圧倒的演奏。
声を絞り出すように、残してるものなんてないほどに吐き出すアイナ。
さらに、クルクル回りながら叫ぶように歌ってる。
よく考えたらすごい!
観ていて言葉を失うくらい、スケールの大きな曲ですね。

「No Epilogue」
配信されたばかりの最新曲です。
もしかしてライヴ初披露でしょうか。
何本もの火柱がユラユラと揺らめいてます。
ステージ中央に設置された畳の上に座り込んで歌うアイナ。
寂しげで恨めし気な前半から、徐々に感情が爆発していくというのは、アイナお得意のパターンとなってきてますね。

MC。
「アイナです」
「畳、出て来たよ!」
「畳の匂い」
「おばあちゃん家」
「テンション上がって、やんなくてもいいこと、やっちゃった(笑)」
「ちょっと靴履くから、西田さん、MC繋いでて」
靴の左右がどちらなのかわからなくなり、何度も履き直して時間を食うアイナ。
ギターの西田さんとの話の中で、「No Epilogue」の曲作りの裏話が聞けたのが興味深かったです。
「ツアー初日なのに、ファイナルくらい楽しい!」
「このピクニックに青い空、作りませんか?」
「この衣装、気に入ってんねん」
「メイクは自分でやんねんけど、今日は青いカラコンしてんねん」
「次の曲は、みんなと歌いたい」

「BLUE SOULS」
スクリーンには青空の映像。
穏やかで優しい雰囲気。
それでもビシッと強いアイナの歌声。
サビでは、挙げた手を左右に大きく振る観客。
一緒に歌いたいと言っていた「♪ フーウーウー」のパート。
たしかに、お客さんは合唱してたのですが、みんな、ささやかな声で歌ってるという感じでしたね。
でも、戸惑ってるからではなく、この曲はこんな風に歌うのが合っているのがわかってるから。

「Entropy」
これも、どこか穏やかで、心温まる曲。
地味と言えば地味ですが、こんな風に、ちょっと気持ちを落ち着けて、ひと息つく時間も大切だよと教えてくれるような、不思議な存在感のある曲です。

MC。
「もう1曲、新曲やります」
「ワンピース!って言ってください」
「新しい付け爪してん」
「アゲていこうと思って」

「ルミナス – Luminous」
これは最近知った、大好きな曲です。
一気に走り出すんじゃなく、一歩一歩着実に、力強く前へ進んでいく感じがいいんです。
大好きな掛け声のパートは「Love Me!」と言ってるのかと思ってましたが、「ワンピース!」と言ってたんですね。
そっか、アニメ『ONE PIECE』の主題歌ですもんね。
「ワンピース!」と掛け声を合唱すると、どんどんテンションが上がっていきます。
「♪ 君に届くまで」と、歌い続けるアイナの決意表明みたいで。
冒険の旅に出るような、人生を歩むにおいて、勇気をもらえる曲です。

MC。
「さっき音声で流れてた、渋谷で買ったギターがコレです」
「去年は、思ってもみなかったような景色が見れて」
「アイナ・ジ・エンドに置いてかれる~って感じで」
「ありがたいことでもあるんやけど、反省の日々で」
「そんな中でも、キラキラしてていいんだと思えたのがワンマン・ライヴで」
「世界平和とかいうんじゃなくて、根本は、目の前の人が笑ってくれたらなという思いで曲を作って歌ってます」
「次が最後の曲です」
「寂しい?」
「良かったらお守りみたいにして、この曲で今日のライヴのことを思い出してくれたらなと思います」

「ペチカの夜」
消え入りそうな、でもしっかりと耳に残る声で歌い始めるアイナ。
抱えたギターを刻みます。
ジワジワ、ジワジワと演奏の熱量が上がっていきます。
夜の曲なのに、朝日のように眩しい照明。
これが特別な夜か。
アイナがかき鳴らすギター・ストロークで終わるのかと思いきや、再びバンド演奏が始まるところに鳥肌。

ここで本編終了。
ここまでで、開始から2時間経ってました。
あっという間ですね。

アンコールの声が鳴り響きます。

「サボテンガール」
暗闇の中、いつの間にかステージに現れていたメンバーの演奏が始まりました。
遅れて登場したアイナは、へそ出し黒キャミに、グレーのカーディガン風トップスの衣装。ちょっとお姉さんな感じ。
脱力気味に歌うアイナが愛おしい。
AメロだったかBメロだったか、「お前がイチバン、お前がイチバン、おーれーの、アイナ!」というコールが湧き起こりました。
ええっ、この曲、こういうコールがあったの?
今までもライヴで聴いてた曲でしたが、初めて知りました。
それとも、最近出来たコール?
なんだかわからなかったですが、2番からはちゃんと一緒にコール出来ました。
サビで手を挙げて、フニフニと左右に動かす振り付けが楽しい。
終盤、アイナとジエンドテイルズがバズーカ砲を手にして。
ブレイクの「大宮、ホンマにありがとう」のアイナの声で、バズーカ砲から一斉に銀テープが発射!

MC。
「銀テープ、成功した~」
「初めて大砲撃ったダンサーの子、おったやろな」
「靴下、直すな」
「こんくらいが可愛い!」
「可愛い?」
「31歳なんですけどね!」
「今日はツアー初日なんですけど、実は追加公演なんですよね」
「お陰様で全日程ソールドアウトということで、この追加公演をやることになったんです」
「アイナ・ジ・エンドになって10年経ちますけど、初めての方もおると思いますし、100回くらい観てるという方もおると思います」
「あなたのお蔭で、実りのあるツアーになると確信しました」
「最後に、人生で初めて作った歌をやろうと思います」
「私は声が出なくなるまで、歌って踊って、死ぬまでやると決めました」
「これから、もし会えなかったとしても、今日のことを思い出して、元気でも、元気じゃなくても、生きていましょう!」

「きえないで」
初めて作ったのが、こういう世界観の曲だというのが、アイナの本質を表してると思います。
星のないプラネタリウム。味のないたらこパスタ。音の出なくなったギター。
そんな寂しく、味気ないものに目が留まり、そこから意味を見い出していく人生。
18歳の私から31歳の私へとアイナも言ってましたが、原点を忘れないためにも大切な曲なのでしょう。
「♪ ララララ、ララララ、ラララララ~」。
独りでブランコに揺られているような感覚。
最後、深々と、いつまでもお辞儀をしていたアイナでした。

「最後に写真を撮りましょう」
「このバンドの名前、今日決めました」
「ドッグフーズ!」

「それでは、ツアー、行ってきま~す!」

ライヴ終了は21時35分でした。

大きく成長したアイナの現在地

ある意味、BiSH時代よりも成功を収めたと言える、独り立ちしアイナ・ジ・エンドの現在地をしっかり確認してきました。
「革命道中」の大ヒットは、アイナを一皮も二皮も剥かせ、ひと回り大きく、強くなった印象です。
圧倒的な歌声とダンス。
パフォーマンスには揺るぎない自信と覚悟がはっきりと見て取れましたが、謙虚さも忘れてないのがアイナらしいところでした。

この調子なら、まだこの後も、さらなる進化を遂げるであろう伸びしろが確認できましたし、まだまだ世間が驚くようなことをしでかす気がしてなりません。
その未来を想像するとワクワクしてきます。

※ MCの内容は、ライヴ中にメモしたことと記憶を基に、このような主旨のことを言っていたなという感じで構成したものなので、語尾はもちろん表現の仕方など、必ずしも発言した通りのものではないということをご了承ください。

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