Negicco Live@Zepp DiverCity TOKYO 2017.4.28 感想

2017年4月28日(金) @ Zepp DiverCity TOKYO

久し振りのNegicco

最近はBiSにどハマリしてるし、ポリスを聴き始めたら想像以上に良かったりしてもっと聴きたいと思ってる中、急遽ARWのライヴに行ったりしてたら、ポール・マッカートニーが来日してお祭り騒ぎが始まって...って感じだったので、気分をNegiccoモードにするのはすごく大変だった。
もっとゆっくりじっくり気分を盛り上げてライヴには備えたいのになあ、この畳み掛ける構成...最初にスケジュール決まってたのNegiccoだったのに、どんどん(気持ちの)優先順位が低くなっていっちゃってた。

Negiccoのライヴは2年ぶり。
昨年のNHKホール公演に行きたかったんだけど、仕事の都合で断念したからね。
今回はアルバム発売後のツアーじゃないけれど、昨年末に出たシングルの「愛、かましたいの」と「私をネギーに連れてって」が超絶良かったので、これらを聴くのが何よりの目当て。

ライヴ当日。会場へ

ライヴハウスなので、どの辺りで観るかがポイントなんだけど、今回は前売りソールド・アウトにならなかったから、後方は若干余裕がある。後方で観る僕にとっては良かった。
適当なポジションを見つけていると、丁度真ん中あたり、音響ブースの前がポツンと1人分空いてたので、そこに陣取る事にした。

今回は開演が19時30分と、少し遅め。
始まるのが遅いと、必然的に終わるのが遅くなるから、帰りの電車が気になって嫌なんだけどね。
19時20分頃から、スクリーンに、今回のライヴにおけるインタビューと言うか、ドキュメンタリー・ビデオが映し出された。

ライヴのスタート

そしてほぼ定刻通り、ショーがスタート。

01. We are VR friends!
02. 自由に
03. SNSをぶっとばせ(feat. 堂島孝平)
04. 愛、かましたいの(feat. 堂島孝平)
05. サンシャイン日本海
06. マジックみたいなミュージック
07. 二人の遊戯
08. ナターシア(feat. SWAMP)
09. Good Night ねぎスープ
10. おやすみ
11. 江南宵唄
12. 矛盾、はじめました。
13. ライフ・イズ・キャンディ・トラベル
14. くちびるにメロディ
15. Party on the PLANET
16. あなたとPop With You!
17. 恋のシャナナ
18. 圧倒的なスタイル
19. さよならMusic
20. ねぇバーディア
(Encore)
21. ともだちがいない!
22. ときめきのヘッドライナー
23. トリプル!WONDERLAND

オープニングは、今回のツアーのテーマ曲みたいな感じになっている新曲の「We are VR friends!」
ノリが良く、元気になってくるような感じでキュートな曲。配信限定でリリースされてたのだとか。知らなかった。

「自由に」は、タイトル通り3人が思うまま気ままに自由に、楽しくはしゃいでる感じ。こういうのはCDよりもライヴで味わう方が楽しさが伝わるね。

ここで早くもゲスト登場。
昨年、楽曲を提供した堂島幸平。
OKAMOTO’Sのガレージ・サウンドの印象が強かった「SNSをぶっとばせ」だけど、堂島孝平が作詞してたとは知らなかったわ。フリフリ・ビートが可愛い。

そして、その流れで堂島孝平がガッツリ曲提供となった傑作シングル「愛、かましたいの」
これもコミカルで可愛かったなあ。コールも楽しかった。堂島幸平、楽しい人だった。

「サンシャイン日本海」は、以前のライヴの時にも聴いたけど、その時はアコースティック・ヴァージョンでちょっとガッカリしたから、今回、原曲通りのゴージャスなアレンジで聴けて満足。もうすぐ夏だなあ、と。

「マジックみたいなミュージック」「二人の遊戯」と、ダンサブルながらも、どことなく憂鬱な雰囲気が魅力的な曲が続く。

「ナターシア」は、ラップ担当のSWAMPとコラボ。
うーん、ラップがあまり好きではない僕にとってはあまり嬉しくはない感じ。

で、最近の僕の悩みは、ライヴ中に眠くなる事だ。
でも今回はオールスタンディングのライヴだから、何も心配ないと、目薬とかも持たずに余裕で出向いたんだ。
でも、立ってても眠くなったんだよ(笑)。
立ってライヴ観てるのに眠くなるとは思わなかったなあ、新たな発見。不覚にも。
ちょうどこの辺りからは記憶が途切れ途切れ。で、演ってる曲が「Good Night ねぎスープ」とか「おやすみ」とかでしょ。まったくもうピッタリじゃないか。

ちょっと派手な盆踊りをイメージさせる「江南宵唄」で体がうずいたけど、ピアノでしっとりの「矛盾、はじめました。」でまたウトウト。

聴いた事はあるけど、音源持ってないので、あまり馴染みのない「ライフ・イズ・キャンディ・トラベル」とか、新曲というか未CD化の「くちびるにメロディ」の辺りも目は一向に覚めなくてね。

そしたら、【ルーレット・タイム】として、これから演る曲をルーレットで決めます、と。
5曲ほど挙げられた候補の中では、選ばれたらいいなと思ったのが「Party on the PLANET」「あなたとPop With You!」だったので、この2曲を演ってくれたのは嬉しかった。
特に「あなたとPop With You!」が始まった時は、お客さんのウケも良くてね。みんなコレを待ってましたって感じで盛り上がった。今回のセットリストの中では、1番の胸キュンソングだったかな。
僕も、この辺でようやく目が覚めてきた。これも粋な演出のお蔭かな。

「恋のシャナナ」は、サビの所でお客さんがみんなタオルを振り回して盛り上がってた。
最近のライヴって、タオルを振り回す光景が増えてきたよね。

で、僕にとっては難関の「圧倒的なスタイル」
大好きな曲だけど、間奏で観客が隣りの人と肩を組んでのライン・ダンスがあるからね。知らない人と肩組むなんて抵抗がある僕は、今までのライヴではなんとか逃げ回ってたけど、今回は覚悟しようかな、と。
でも、左隣は女の人だったので、さすがに遠慮してたら、向こうから肩組んできたので、仕方なくこちらも添える。ライン・ダンスと言っても、組んだ肩が不安定で、脚を左右に上げるなんて出来なかった。
でも、Negiccoのライヴでは、このライン・ダンスが定番だから、やっぱりこれには参加しないとな、と思った。

アカペラで始まった「さよならMusic」
いよいよライヴも終わりに近づいてきたな、と感じる。

本編最後は「ねぇバーディア」
そうか、まだこの曲やってなかったか、と。
大好きな曲で、まだライヴでは聴いた事なくて楽しみにしてたのに忘れてた。
疾走感があって、「♪ あなたに」を連発するサビはアイドル曲らしくて素晴らしかった。当然盛り上がった。

そしてアンコール。
まずは新曲「ともだちがいない!」
これは、ギター・ロックで、どことなくブリティッシュを感じる、今までのNegiccoになかったテイストの曲。
一目惚れする程ではなかったけれど、もう1度じっくり聴いてみたいと思った。

そして、Negiccoにハマるきっかけになった、1番大好きな「ときめきのヘッドライナー」
これを聴かずしては終われない。だけど、この曲でも観客がみんなタオルを振り回して盛り上がってたのにはビックリ。2年前のライヴの時は、こんな光景じゃなかったよ。いつからこうなったんだろう。知ってたら、僕もタオル持って行かなくちゃ、ってなってたのに。

最後は「トリプル!WONDERLAND」
僕にとっては、「1曲目」のイメージが強いこの曲をラストに持ってくるとは。意外と悪くなかった。
これぞNegicco、Negicco最強!と感じさせるノリだった。


この時点で10時過ぎ。
やっぱり開演が遅かったから、終わるのも遅い。
僕は電車の時間がヤバい。
メンバーはまだステージでおしゃべりしてたけど、曲はもうやらなそうだったので、会場を後にする事にした。

ほんわかしたMC、楽しいライヴ。寝てたけどね

結果的に、1番楽しみにしていた「私をネギーに連れてって」はやらなかった。
冬の歌だから、演らないかもなあ、とは思ったんだけど、昨年暮れに出たばかりの新しい曲なんだから演ってくれないかな、と期待してたんだけど。
だから、とにかくガッカリ。この曲を聴くためには、冬にやるライヴに行かなくちゃならないのか、と。
でもそもそも、シングルのカップリングという地味なポジションのこの曲、今後取り上げられる事はあるのだろうか。心配になってきた。

いつもはグダグダなMCも、今回は結構まともな進行だったような気がする。
ぽんちゃポロリ事件とか、Naoちゃんのグッズ紹介の時の歌とか、いつも通りほんわかした空気のMCは楽しかったけど。
でも今回はKaedeのMCはあんまり憶えてないなあ。

次に行きたいライヴは冬、もしくは次のアルバムが出た後にでも。
今までNegiccoのライヴは、ライヴハウスでしか観た事ないから、今度は座席のあるホールで観たいなあ。

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ベスト盤CDの初回限定盤に付属されています。

実際に観に行った時の映像が観られるのはいいですね。
特に僕は眠かったわけで、見逃してたところをたっぷり確認出来て、あらためて楽しむことが出来ました。

ベスト盤とライヴBlu-rayのセット。
Negiccoの良い所がまとめて楽しめる、良い商品だと思います。

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