Negicco Live@代々木公園野外ステージ 2017.8.15 感想

2017年8月15日(火)@代々木公園野外ステージ

仕事が休みなら行くしかない!

Negiccoが代々木公園で、lyrical schoolと一緒にフリー・ライヴをやる事が発表された。
僕の職場はお盆でも関係なく仕事なんだけれど、ちょうど15日は火曜で定休だった。
広い代々木公園の中で、野外ステージって、どこにあるのか不安だったけれど、調べてみたら、NHKホールのすぐ隣だって。昨年NHKホールに行った時には、そんな野外ステージがあるなんて気付かなかったけれど、行ってみればすぐわかるだろう。問題なし。
となれば、これは行くしかない!

16時開場で17時開演との事。
lyrical schoolとのツーマン・ライヴという触れ込みだったけれど、オープニング・アクトとしてWHY@DOLLの名があり、実質スリーマン。
心配なのは、夏の野外という事で、僕が最も嫌ってる形態。無料じゃなかったら行かないよ。
暑い中、ずっと立ちっぱなしでライヴを観るなんて、耐えられるのだろうかと不安で。
開場前から待ってたら、たぶんもたない。
おそらくNegiccoの出演は最後だと思うので、遅く行ってもいいんじゃないかと思うんだけれども、以前、YouTubeでNegiccoと誰だかのツーマン・ライヴの映像を観たら、アーティストごとに分かれた2部構成じゃなくて、数曲歌ったら交代して、交互に曲を披露していく構成だったので、今回もそういう可能性もあるかもと思ったので、あまり遅くいってもマズイかも、と。

当日、Twitterで情報をチェックしたら、開演時間の17時にオープニング・アクトが始まるのではなくて、開演時間前にWHY@DOLLの出番があるらしく、これはあくまでツーマン・ライヴで、そのツーマンの開演が17時という事だって。
それを知って、これはちょっと予定を早めた方がいいな、と、当初考えていたより30分くらい早く着くようにした。

ライヴ当日。野外の雨はいいこと?

当日は生憎の雨。
いや、これは生憎なのか。
もしかしたら、ジリジリと照りつける太陽の下でのライヴよりも、逆に良かったかもしれない。
天気の悪さもあって、超満員という事もなく、ほどよく空いてた。
一応、フロアにあたるところは仕切ってあって、フロアの中はそこそこ空いてたけれど、そこに入るにはカッパ着用がマナーだと思う。
僕は傘を選択してたので、フロア外の、もっとフラットなスペースに。こちらは傘があちこち開いてたので、まあいいだろう。
中央の木の下で、なかなかいい場所を確保。
僕の前の2人は傘を差していたけれど、ちょうどその隙間からステージが見える感じ。さらにその前の人は背の低い人だったので、あまりストレスなく観れそうだった。
大きなライヴ・ハウスの最後列よりも近い感じがして、なかなかだった。

僕が到着したのはちょうど17時頃で、着いたとたんにlyrical schoolのライヴが始まった。
lyrical schoolはヒップ・ホップ系アイドルだという事は事前に調べていて、数曲YouTubeでチェックはしていたけれど、やっぱり僕はヒップ・ホップは苦手でね。
女の子のラップは、時折可愛いな、と思う瞬間もあるのだけれど、まあ、基本的に好みじゃないんだな。
照明施設が豪華でない事もあって、はっきりとはメンバーの顔は見えないのだけれど、割とどの娘も可愛い感じで、特に、背が低くてリーダーっぽい(わかんないけど)娘が僕好みっぽいかなあ、と思って観てた。
つまんなくはなかったけど、雨も降ってて辛いし、早くNegicco出てこないかなあ、と願う50分だった。

Negiccoライヴのスタート

ほんの少し休憩が入り、ちょうど18時頃、Negiccoが登場!

01. ともだちがいない!
02. トリプル!WONDERLAND
03. さよならMusic
04. ねぇバーディア
05. 圧倒的なスタイル
06. ときめきのヘッドライナー
07. 愛は光

セットリストはたしかこんな感じ。
若干曲順は違うかも、だけど。
でも、全部で7曲しかやらなかった??
もうちょっとやったような気もするんだけど、一生懸命思い出しても、「この曲やった!」と思える曲が他にない。
うーん、これだけだったか??

1曲目が「ともだちがいない!」だったのは意外。
UKロック的なサウンドだけど、比較的地味だから、盛り上がりには欠けるんだよね。それを1曲目というのは。

盛り上がらないなあ...と思ってたから、次に「トリプル!WONDERLAND」が始まってひと安心。
N・e・g・i・c・c・o!とコールが入って、Negiccoのライヴを観てる実感がしてきた。

爽やかで疾走感溢れる「ねぇバーディア」
これは夏に聴くと最高に涼しい気持ちになれるね。
「♪ あなたに あなたに」の所は感動するし、「♪ 好きになってもいいですか」の後に客が「いーよ!」とコールするのを初めて知った。

最近、Naoちゃんのアカペラで始まるのがお決まりとなってきた「さよならMusic」
カップリング曲だけど、ライヴでは定番曲で、人気投票で当然のように選ばれてベスト盤に収録と相成った。

「圧倒的なスタイル」のオケは、NEGi BANDヴァージョンだったみたいだな。
この雨の中でも、フロア内は恒例のライン・ダンス。
ステージ上ではlyrical schoolが飛び入りしてきた。
僕の隣はみな傘を差してたので、肩は組めずに傍観の図。

安定感抜群の「ときめきのヘッドライナー」
何度聴いても、この曲構成は神。
終盤の「♪ ラララララ~」は、そういえばみんなタオル振り回す事になってたんだった。これ、今度はちゃんとやりたいな。
小規模のフリー・ライヴだけど、立派なヘッドライナーという事で。

そして、今回1番のお目当てだった「愛は光」を最後にやってくれた。
キリンジの堀込兄が提供してくれた素晴らしいバラード。
ベスト盤に収録されて、大のお気に入りだったので、これをやってくれる事を期待して出かけたんだ。
生で聴けて良かった。
だけど、まだ歌い慣れてない新曲のせいもあってか、まだNegiccoのハーモニーはいまいち不安定。
歌い終わった後、演奏が終わるまで微動だにしなかった3人が美しかった!

あっという間に終了するも、無料だし来て良かった

これにて、Negiccoのライヴは終わってしまった。
まだ40分しかたってないのに。
lyrical schoolは50分もやったんだから、あと1・2曲やってくれても良かったのでは?と、ちょっと不満。

お金を払ってないライヴだから、という事もあって心構えがイマイチなので、ちゃんとNegiccoがライヴをやってくれてるんだという実感を得るまでに時間もかかった。
音響的には、オケの音が小さかった。
その分、ヴォーカルはよく聴こえたのだけど、よく聴こえる分、音程をハズしちゃったり、声がひっくりかえっちゃったりというミスも目立っちゃって。
かえぽはいつもの事なんだけど(笑)、今回はぽんちゃの調子も良くなかったみたい。
Naoちゃんはいつも通りの安定感。上手いです。
上記した通り、照明施設も満足なものではないから、終盤は日の入りで暗くなってきて、メンバーの顔はよく見えない事になっていった。髪型で見分けるしかなかった感じ。

フロア外にいる僕の周りの人たちは、みんなおとなしく観てたから、僕もおとなしく観てたんだけど、曲が進むにつれて、やっぱりだんだんとノッてきて、手拍子入れたり、小声でコール入れたり、一緒に歌ったり。
それなりに盛り上がりましたよ。

ライヴ終了後は、先着でグッズを買った人が握手をできる特典会が始まるとの事だけれど、グッズを買ってない僕は、ここで退散。
まだ19時にもなってなかった。
聞いた所によると、シングル1枚でも握手券もらえたみたいで、1000円くらいなら出しても良かったかも、と思ったけれど、僕が行った時点でグッズ売り場を覗いた時には、すでにCDは売り切れてたっぽいから、その気があるなら、早く行かなきゃならなかった、という事なので、仕方ない。

この日、一時は強く降ってた時もあった雨も、ライヴの間は比較的小雨で助かった。
濡れて辛かったというのはあるけれど、太陽に照りつけられて暑いよりはやっぱりマシだったかな、と思う。
野外のライヴはやっぱり御免蒙りたい。
無料だったからこそ、行ってみたライヴだったけれど、行って良かったね。
短い時間だったけれど、雨の中のライヴ観戦という初めての経験で、いい思い出となった。

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