We will WACK you!! TOUR
(BiSH・BiS・GANG PARADE)
2023年2月8日(水)@Zepp Haneda
対バン・イベント、最初は興味なかったけれど
WACKグループによる対バン・イベント。
ワンマン・ライヴしか興味がない僕は、初めはこれをスルーしました。抽選にも申し込まず。
でも、一般発売もされた後で、ちょっと考えが変わりました。
2月は他にライヴに行く予定がないし、チケット代も安いし、BiSHを観られる機会があるなら、1回でも多く観ておくべきかなあ、なんて。
それで、リセールでチケット獲れたら獲ろうと考えたのですが。
Zepp Hanedaの両日とも、BiSH・BiSは出演ですが、もう1組はGANG PARADEかExWHYZと日によって違いがあって、はたしてどちらにすべきかと。
両グループともほとんど曲を聴いた事がなかったので、ライヴでよくやる曲を調べて、Spotifyで軽く試聴してみました。
そしたら、好みなのはギャンパレの方。ExWHYZはWACKらしくない感じがしましたね。
なので、チケット獲るならギャンパレが出る2月8日の方だなと方針が決定しました。
リセールでチケットを獲る
今回は、ライヴハウスの立ち位置指定チケットなので、それがなんか不安なんだよなあと思ってました。コロナに関係なく、混むのが嫌いなので。初めにスルーしてたのも指定席じゃないからという理由もありました。
でも、まあ目を瞑ろうかと、8日のチケットが出品されるのを待ってたのですが、なかなか出てこない。9日のチケットなら出ていたんですけどね。
で、数日たって、出てきたのは2階の立見チケット。
2階で立見なんて、怖くないか?と思い、最初はスルーしました。
でも、よく考えたら、2階がすべて立見なのではなくて、固定の指定席があって、その後方にある立見エリアとの事。
指定席はH列まであって、出品されてたのはIブロックでしたから、指定席のすぐ後ろの列じゃん。これはよく考えてみたら、どんな混み具合の場所になるかわからない1階よりもずっといいじゃないかという事に気付きました。
それで速攻、そのチケットをGETしたのでした。
少ない曲数。知らないグループ。楽しめるのか?
そして、このWACK TOURが始まって、セットリストを見てみると。
なんと、BiSHは、6曲しかやってません。
うわあ、たった6曲かあ。10曲くらいはやると思ってたのに。
出番はおそらく30分くらいでしょう。
日によっては8、9曲やってた日もあったのですが、それはツーマン・ライヴの時だったので、僕が行く日のスリーマン・ライヴとなると、やっぱり6曲くらいなんでしょう。
ちょっと萎えましたが、仕方ないですね。
少しでもBiSHを観れるなら良しとしないと。
あとは、BiSとギャンパレの曲を、Spotifyで何回か予習しました。知らない曲ばかりのライヴは辛いのでね。
好きになった曲は結構ありました。それらを少しでも多くライヴでやってくれるか、ですね。
まあ、基本WACKの音楽は好みのタイプなので、退屈で苦痛という事はなさそうです。
ライヴ前日。グッズ購入する?
ライヴ前日の夜。
さあ寝ようかという時になって、ふとグッズの事を考えました。
以前チェックした時は、欲しいと思ったグッズは無かったはずでしたが、もう一度確認してみようと。
そしたら、たしかに、どうしても欲しいと思うグッズは無かったのですが、1万円以上購入したら特典としてもらえるポスターの絵柄が、僕が大好きなアーティスト写真である事に気付きました。
あのアー写のポスターがもらえるのか!
ポスターを自分の部屋に飾る事を想像したらワクワクしました。
どうしても欲しい!
というわけで、何かしらグッズを買う必要が出てきました。
1万円以上になるように買うのは難しい...。
でも、なんとか、買ってもいいかなと思うものを1万円分見繕って、購入を決意しました。
ライヴ当日。初めて行く会場。迷子になる寸前
ライヴ当日は、曇り空で、雨も降りそうだったのですが、なんとかもつかなと思ったので、傘は持たずに外出。
いつも通り、途中下車して、買い物しながら行ったのですが、グッズを買う必要があったため、当初の予定より早く買い物を切り上げて会場へ向かいました。
しかし。
品川駅から、Zepp Hanedaの最寄り駅の天空橋駅に停まる電車は1時間後にならないと来ない事が判明。
せっかく買い物を1時間早く切り上げたのに、品川駅で1時間も待つのでは意味がない。
到着が遅くなって、買う予定のグッズが売り切れでもしてたら目も当てられない。
どうしようか。
つくづく、スマホは便利だと思いましたね。
天空橋の次が終点の羽田空港なのですが、いったん羽田空港まで行ってしまい、折り返しの電車に乗れば、早く天空橋に着く事がわかりました。
初めて行く場所なので、ホントにそれで正しいのかドキドキしましたが、あっけなく到着しました。
でも、電車によって、行き先や停車駅がまったく違うのがたくさんあって、戸惑いました。
事前にある程度調べていたので、心の準備は出来ていたからまだ良かったものの、ホントわかりにくい。
不測の事態が起こったら、スマホが無いと迷子になるレベル。
Zepp Haneda、なるべくだったら、今後はあまり行きたくない会場ですね。
会場到着
わかりにくかったものの、なんとか16時ちょい過ぎに会場に到着。
目当てのスウェットとTシャツを1万円分購入して、無事にポスターをGETです。
そしたら、雨がポツポツ来ました。
やばい。傘持ってきてないのに。
軒下を見つけて、開場時間まで待ちます。
幸い、本降りになる事はなく、傘もいらない程度の雨でしたが、ポスターを収納するケースも持参していたのは我ながら好判断でした。
開場時間の17時を過ぎ、ゆっくりと会場内へ。
1階フロアを覗いてみると、立ち位置指定の間隔は思ってた以上に狭い。
僕は荷物も抱えているし、これは、1階じゃなくてホント良かったなあと思いました。
僕の席は2階2Iブロック18番。
2階指定席はH列までなので、その後ろがIブロックなのだと思ってましたが、立見エリアの左側がIブロックで、真ん中がJブロック、右側がKブロックとなってました。
Iブロックは立見の最前列なんだろうと思い込んでましたが、僕の18番だと2列目だったのでガックリ。
そういえば、たしかに、「I列」じゃなくて、「Iブロック」なんですよね。そういう事か。
でも、立見の列は2列しかなかったので、いわば最後列。僕の後ろはかなりスペースが空いていて、プレッシャーが無く、そういう意味では2列目でも良かったかなと。
とにかく、1階じゃなくて、2階だったのはホント良かったなと思いました。
ライヴ開始。まずはBiS
そして開演時間の18時を少し過ぎ、ライヴは始まりました。
トップバッターはBiS。
最近、新メンバーが加入したと思ったら、2人脱退しちゃって、今では3人となっちゃった。
そういう経緯を知ると、ちょっと痛々しい感じなのですが、とにかく元気一杯だった!
01. STUPiD
02. DESTROY
03. テレフォン
04. DA DA DA DANCE SONG
05. BASKET BOX
06. つよがりさん
07. BiS -どうやらゾンビのおでまし-
開演前のSEで、BiSの曲が流れていて、これライヴでやってくれればいいなあと思ってたら、なんとそれが1曲目、「STUPiD」!
初っ端からテンションが上がりました。
サビの「♪ 人間なんてバカばっかでも love love loving you」がグイグイ来る。
コレ、大のお気に入りで、この日、ライヴが終わってからも耳から離れませんでした。
「DESTROY」。
スカ・ビートから攻撃的なパンクのサビに変わるこの曲、潔い破壊力があります。
「テレフォン」。
これも大好きな曲。
サビがお祭りみたいに気合が入って、ハイハイハイハイとかソレソレソレソレとかウェーイイェイイェイイェイとか、楽しいです。
「DA DA DA DANCE SONG」。
これも力強くてアッパーな曲で好きです。
サビもキャッチーでわかりやすい。
最後にアレやってくれないかなあと願っていたら、やってくれました!
「BiS -どうやらゾンビのおでまし-」。
どこか爽やかな青春パンクといった感じで、旧BiSからの伝統を受け継いで、WACKグループの指針でもある「♪ 行かなくちゃ」と歌われていて大好きです。
僕が以前ライヴを観に行っていた第2期BiSとはまったくの別物。
同じグループ名だけど、あまりにも違い過ぎる。隔世の感。
ただ、BiSとして作られる曲は相変わらず良い。
好きな曲が聴けたし、思い切り楽しむ事が出来ました。
BiSだけでも、チケット代の元は取れた感じがしました。
つづいてギャンパレ
次はGANG PARADE。
さっきのBiSが3人だったから、ギャンパレのメンバーがゾロゾロ出て来た時は、めっちゃ多い!となりました。
所狭しと勢ぞろいしたギャンパレは13人なんだって。
01. Plastic 2 mercy
02. Happy Lucky Kirakira Lucky
03. lol
04. Priority
05. 現状間違いなくGO TO THE BEDS
06. シグナル
07. PARADE GOES ON
「Plastic 2 mercy」。
「♪ ギャパレ Say Hello」と歌っていて、ギャンパレのテーマ・ソングみたいな感じ。
エレクトリカルでダンサブル。
「Happy Lucky Kirakira Lucky」。
今のところギャンパレで一番好きかもしれないこの曲、ライヴで聴けて良かったです。
なんといってもサビの楽しさですね。無条件でノレます。
ベスト盤しか聴いてなかったので、最新シングルらしい「lol」は初聴き。
「Priority」。
爽やかさを伴う曲で、「♪ 今しかない今は 今しかない今で」というフレーズが好きです。
「現状間違いなくGO TO THE BEDS」。
WACKグループらしい、激しいビート・ナンバーです。
「♪ 危ないお盆 危ないお盆」の連呼がクセになりますね。
これも大好きです。
「シグナル」。
これも疾走感がありますし、サビ後半の歌い上げるメロディが好きです。
「PARADE GOES ON」は、ライヴを締めるに相応しく、大団円な感じの曲でした。
好きな曲も聴けましたし、BiSほどではなかったにせよ、ギャンパレもなかなかいい感じでした。
とにかく人数が多いので、わちゃわちゃした感じと、それを活かしたパフォーマンスを見てるのは楽しかったです。
BiSもギャンパレも、ライヴを観るのは初めてでしたが、見様見真似で振り付けを一緒になって踊りました。
そうすると、気持ちがどんどん上がるものなんですね。ライヴに参加するってそういう事です。
ついにBiSH登場
そして、お待ちかね、BiSH。
01. GiANT KiLLERS
02. BiSH -星が瞬く夜に-
03. YOUTH
04. Primitive
05. オーケストラ
06. beautifulさ
いきなり「GiANT KiLLERS」!
イントロが流れて、メンバーが飛び出してきます。
煽る、煽るこの曲、否が応でも最高潮。
頭からサビまで、全部が聴きどころ観どころ。
やっぱり好きだなあ、この曲。ライヴでは絶対聴きたい。
サビでのアイナはしゃくり無し。絶好調ではないのかも。
「BiSH -星が瞬く夜に-」。
アッパーな曲で畳み掛けてきました。
イントロのモモコのポーズが可愛い。
サビの振り付けは簡単で、僕が最初に振り付けを憶えたBiSHの曲です。
何度踊っても楽しいですね。
最後のペンギンみたいな振り付けも可愛い。
始まる前に「YOUTH」という曲名を言っていて。
はて、どんな曲だったかなと、すぐには思い出せなかったのですが、聴いてみると、ちゃんと聴いた事ある曲でした。
でも、どのアルバムに入ってる曲なのか思い出せなくて、唸ってたのですが、MCで紹介があって、去年出たシングルのカップリング曲だった。
で、今回がライヴ初披露だってさ。
しかもコレ、チッチの作詞作曲だったというからビックリ。チッチ、作曲の才能あるよ。
振り付けは、チッチとハシヤスメさんだって。
という訳で、曲紹介も含めて、ここでMC。
今回のWACK TOURの感想も。
ツインテールにしてたチッチをはじめ、メンバーがやたら幼く感じるなあと思ってたら、衣装が8年前のものなんだって。そのイメージもあって幼く見えたのか。納得。
アユニの衣装はハグ・ミィが着てたものだそうです。
で、WACKの話の流れから、「先代のBiSから流れている血のようなものをBiSHが受け継いだ曲があって...ね、ハシヤスメさん!」とチッチが言って。
BiSから受け継がれていて、ハシヤスメさんが関わっている曲と言えば、あれか!
やったあ、「Primitive」だ!
初期の名曲だけど、最近のライヴではやる機会が少なくなっていたので、僕が生で聴ける日が来るとは思ってなかったので嬉しい。
熱く、切なく、感動的な曲。
サビで両手を掲げると、胸が一杯になります。
次は、たぶんアレが来るんじゃないかという予感が当たって、「オーケストラ」。
僕が観たライヴでは必ず披露されてきた曲だけど、今回の「オーケストラ」が一番感動的だったかもしれない。
BiSHのメンバーの想いが伝わってきたのか、僕も一緒に踊ってて想いが乗っていったというか。
で、たぶんBiSHは6曲しかやらないだろうという確信がありました。
次の曲が最後になるだろう、最後の曲はアレになるだろう。
また予感が当たりました。
「beautifulさ」。
トゲトゲダンスも楽しくて、自然とテンションが上がります。
間奏でのチッチのパンクな舌出し決め顔が肉眼で観れたのが嬉しかったです。
BiSHは6曲しかやらなかったですが、大好きな曲が多く聴けて、僕的には良いセットリストでした。
前回の『世界で一番綺麗なBiSH』が残念だったから、その思い出を上書きする事が出来ました。
あれこれ観るのも楽しい。充分満足
19時45分、ライヴは終了。
各グループ、持ち時間は30分くらいでしたね。
終わった後、出演者全員がステージに集合して、話をしたり、記念撮影をしたり。
なんだかんだで、ホントに終了したのは20時近くでした。
どのグループも、初めて観る人にも魅力が伝わるように、持っている良さをギュッと凝縮したようなステージでした。
やはり、それぞれのグループに、それぞれの良さがありますね。
BiSHはもちろんの事、初めて観る現BiSとギャンパレも充分楽しめました。
各グループとも曲数が少ないのは、ちょっと不満ではあったけれど、3グループ合計では20曲もやっているので、いわば普通のライヴと同じ。文句は言えません。
いつもライヴでは、観てる途中で色んな事を考えちゃう時があって、大好きな曲なのに、考え事してて大好きなフレーズを聴きそびれちゃう事がよくあるんだけど、今回のライヴは、曲数が少ないためなのか、集中力が持続して、ライヴに専念できました。
印象的な振り付けは一緒に踊ったし、観どころ・聴きどころを逃す事無く楽しめました。
先日、メガネのレンズを換えた影響もあったのか、2階席の最後方からでも、ステージ上のみんなの表情を読み取る事が出来ました。
基本的にはフェスとか嫌いで、ワンマン・ライヴしか興味がなかった僕だけど。
たまにはこういうイベント観るのもいいもんだなあと思いました。
このライヴに来なかったら、BiSHのポスターも手に入れる事はできなかっただろうし、やはり、チケット獲って良かったなと思いました。
充分満足できた夜でした。
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