山本彩 Live@日本武道館 2026.7.14 感想

LIVE at 武道館

2026年7月14日(火)@日本武道館

さや姉!10周年!武道館!

新年早々、発表になったのが、さや姉の武道館公演決定のニュース。
NMB48を卒業し、アイドルから脱皮した直後ならいざ知らず、活動休止もあったりして、勢いは衰え、最近はライヴハウスでのライヴが多くなってたので、まさか、ここに来て、武道館でライヴをやるとは思ってもみませんでした。
でも、たしかに、今年はデビュー10周年。
武道館でライヴやるなら、このタイミングしかないと思えるところではあります。

実はこの直後に、あいみょんの10周年記念甲子園球場公演も発表になり、日程が被って悩んだのですが、7月14日は、さや姉の誕生日でもあり。
この日は、絶対にさや姉のもとに駆け付けないと!という思いの方が勝ちました。

ただ、最近は、ちょっとさや姉の音楽に疎くなってたんですよね。
配信シングルやEPは、ちょろちょろ出してたようですが、僕はアルバム派なので、それらのチェックは疎かになってたんです。
ツアーであれば、明らかになったセットリストを見て、重点的な予習が出来るのですが、1回こっきりの記念ライヴとあっては、どんなセットリストになるやら、予想するのは難しい。

とりあえず、全オリジナル・アルバムを聴き直すのは必須として。
さらに、前作『&』以降に出た、この2年間のシングル曲をまとめてプレイリストを作って。
馴染みの薄い、それらの曲を身体に沁み込ませることを優先しました。

ただ、昔の曲も含めて、知ってはいても、曲名までしっかり憶えてる曲が少なくて。
ライヴが行われる7月は、他にも行く予定のライヴがたくさんあって、予習する時間を確保するのは難儀なことでしたね。

ライヴ当日。会場へ

そんなこんなで、あっという間にライヴ当日。
雷の心配はありましたが、基本的には晴れ。
この日も、途中下車することなく、まっすぐ九段下駅へ。

前日まで、グッズを買うつもりはなかったんですよ。
でも、さや姉のSNSで、グッズのラインナップを見たら、アクスタがあることを知って。
1200円だったら、安いかも。
なんとなく、これだったら買ってもいいいかもと思えました。
ただ、武道館のグッズ売り場は、アーティストによって、どれくらいの待ち時間で買えるのか、予想するのが難しいんですよね。
2時間くらい前に到着して、1時間以上並んだのに、売り切れで欲しいモノが買えなかったこともあります。
さや姉の場合はどうなるだろ。
まあ、どうしても欲しいってわけではなかったので、早く行くということはしないで、行ってみて、並んでみて、買えるならラッキーだな、くらいに思うようにしました。

開場時間は17時30分です。
グッズの先行販売は、数時間前からやってたはずです。
僕は17時頃、武道館に到着しました。
案の定、グッズ売り場のテントの後ろにある武道館の階段へと、待機列が続いてます。
どれくらい並ぶことになるのか...。
不安になりながら、階段を上がってみると。
あれ?
思ってたよりも、最後尾が短い!
これなら、順番は割と早く回って来そう。
ただし、目ぼしいグッズが既に売り切れてしまったので、並ぶ人が少ない、って可能性はある。
ぬか喜びはしないように。

15分くらいで、売り場の近くまで進みました。
グッズのラインナップ表には、いくつかSOLD OUTのシールが貼られてましたが、目当てのアクスタは、まだあるみたい。
どうやら買えそうだ。
そう思いつつ、一覧表を眺めていると。
CDジャケット・キーホルダーというのがありました。
1500円。
このキーホルダーなら、使い道がありそうだし、これも買おうかな。

ただ、問題なのは、アクスタは3種類、キーホルダーは5種類の、ランダム販売なんですよね。
欲しいデザインのものが買えるわけではない。
ガチャガチャと同じで、ギャンブル要素が満載。
両方買ったら2700円ですが....。
まあ、いいか。
たいして並ぶことなく買えるわけだし。

そうやって、アクスタとキーホルダーを買いました。
早速、開封です。
アクスタは、SNSに載ってた画像が粗く、どれが好みなのかわからず、逆に言えばどれでもいいと思ってましたけど。
出て来たのは、黒い衣装を着たさや姉。
ただ、メイクのせいなのか、表情のせいなのかわかりませんが、全然さや姉の顔に見えないんです。
このアクスタ、誰?って感じです。
これはちょっと...ハズレ。
キーホルダーの方は、CDジャケットのデザインなので、欲しいモノはすぐにわかります。
当たりは5分の3でした。
さて、どれが出るっ!?
出て来たのは、1番欲しかった「ドラマチックに乾杯」のキーホルダーでした。
やった!
アクスタの分は相殺されて、これなら満足な買い物と思えましたね。

開場時間は過ぎましたが、すぐに入場せず、垣根のところの柵に腰掛けて、しばらく時間を潰しました。
この時期ですが、それほど猛暑ではなかったのは救いでした。
18時を過ぎてから、トイレに行って、入場口へ。

僕の席は2階南P列29番。
数日前に、松田聖子のライヴをこの武道館で観たばかりで、その時は座席の関係もあってリラックス出来ず、体調を崩してしまいました。
その経験がまだ色濃く残っていて、この日も、無事にライヴを観れるかが気がかりでした。
そのためには、座席運が必要なわけで。
南スタンドは、ステージの正面に当たるエリア。
29番というのは、通路からは遠い、列の真ん中くらいの席なのはわかってました。
はたして、そこで、リラックスできるかどうか。
でも、この日のライヴは、前売りでソールドアウトしてないことがわかってたし、北東や北西の上の方のエリアが空席になっているのが確認できました。
だから、体調がヤバそうと思ったら、そちらの空席の多いエリアに逃げればいいやと思ってました。
ところが、自分の席に行ってみると、P列の前には柵があって、その前のO列というのは、1段下がったところにある、折り畳みの座席だったんです。
そのO列には誰も座ってません。
つまり、僕のP列が先頭みたいなもので、前にある柵をくぐって降りれば、すぐに通路に出られる席だったのです。
ああ、これなら、いざとなればすぐに逃げられるし、なんとかここで観ていても大丈夫かな、と。

ライヴのスタート

開演時間の18時30分を2分過ぎ、場内が暗転。
スクリーンに映像が流れ始めました。

01. Bring it on
02. 木天蓼
03. TRUE BLUE
04. KIRAKUモンスター
05. ラズベリーサマー
06. 刹夏
07. unreachable
08. feel the night
09. Nocturnal
10. 365日の紙飛行機
11. イチリンソウ
12. バタフライエフェクト
13. 夢の声
14. ブルースター
15. サードマン
16. JOKER
17. 喝采
18. 劣等感
19. Let’s go crazy
20. Are you ready?
(Encore)
21. 共鳴
22. レインボーローズ

高台に姿を現したさや姉は、白と黒の衣装に身を包み、レスポールのギターを抱えてステージに下りてきます。
「全員、飛ばしていくぞっ!」

「Bring it on」
オープニングは、ギラギラしたロック曲。
「♪ 丁か半か」「♪ 伸るか反るか」と、ギリギリのところで生きる魂が燃えます。
早速、火柱が上がって、高まるBPM!
力強いビートに踊らされた体は、そのままジャンプしたい気分。
2階席でも結構立ち上がってる人がいましたね。

「木天蓼」
スリリングで大好きなロック曲でしたが、もくてん?...この曲名、なんて読むのか、今まで知らないまま聴いてました(笑)。
ライヴでやってくれたということで、やっと調べました。
「またたび」だそうです。
そう思って歌詞を読めば、いろいろと意味が深まってきます。
「♪ じっくり愛撫して」
「♪ 責任取って」
こういう、艶っぽくて挑発的な歌詞も書けるようになったんだなあ、と。
観客も、「オイ!オイ!」と拳を上げながらの合いの手。
フロアにはレーザービームが舞っていて綺麗でした。

「えーい、行くぞっ!」

「TRUE BLUE」
ギター・サウンドのキレ味鋭いロック曲。
観客も高速で手拍子。
どうしてもLUNA SEAを思い出してしまいます。
「♪ I Believe」と、クールに決めるさや姉。
バイオリンが効いてましたね。
観客は一心不乱に拳上げ。
ラストの「♪ さあ、確かめにいこうか」に痺れます。
後は、夢中で「オイ!オイ!」

MC。
さや姉が話し出す前に万雷の拍手。
満足そうな、照れたような、なんとも言えない表情のさや姉。
「山本彩at武道館へようこそ!」
「山本彩です」
「みんな元気すぎる~」
「調子はどう?とか訊こうと思ってたんですけど」
「訊くまでもない!」
「ペース配分とかも考えてたんですけど、オープニングから想像を遥かに超える盛り上がりで」
「マジで凄い!」
「お天気も、最初は雨の心配もしてたんやけど、猛暑日ということで」
「大丈夫?」
「最後まで走り抜ける体力、ありますか~?」
「今日は燃えつきようと思います」
「早速、みなさんの声を聞かせてください」
「アリーナ!」
「スタンド1階!」
「スタンド2階!」
「こんな声、聞いたことないわ!」
「今日は全員で、最高の1日にしたいと思います!」

「じゃあ、次の曲は、みなさんに声を出してほしいところがあります」
「M・Y・P・A・C・Eと言ったら、マイペース!と言ってください」
「練習してみましょう」
「いいですね~」

「KIRAKUモンスター」
ちょっとコミカル、ポップに弾けたナンバー。
さや姉は自撮り棒を持って、ステージを歩き回ります。撮っている映像がスクリーンに映し出されて。
ステージ左端へ行って、観客の声援に応えます。
約束通り、「マイペース!」とコール&レスポンス。
その後は、アリーナ席中央に設けられたセンター・ステージへ。
そこまで来てくれると、2階席からでもさや姉の表情が肉眼ではっきり見えます。
可愛く盛り上がりました。

「このまま新曲やってもいいですか~?」

「ラズベリーサマー」
もちろん初聴きの新曲。
爽やかな夏のポップスという感じで、好みのタイプ。
曲紹介でさや姉が叫んだのがLOVE MANYと聞こえたんだけど、サビで「♪ ラズベリーみたいな恋だ」と歌ってるのがわかったので、ああ、ラズベリーか、と。
終始ノリが良くて、観客はタオル回し。
サビのラストで、のけぞるように歌い上げたさや姉の姿が忘れられません。

「刹夏」
入道雲が観えましたね。
さや姉はアコギをかき鳴らしながら、落ち着いた声で歌います。
「♪ 夏よ このまま」
僕は夏は嫌いですが、たまに、「捨てたもんじゃないな」と思える瞬間もあります。
そんなところを切り取ったような曲で、過ぎ行く夏が惜しくなるような。
かいた汗が心地良く感じました。

「unreachable」
再び、混沌としたロック・サウンドで爆裂。
バイオリンとダンスをフィーチャーした演出。
よく見たら、さや姉はへそ出しの衣装。
ハンド・マイクで踊りながら、妖艶でキレのある動きを見せます。
クライマックスで「♪ Ah~」と高音を伸ばす様は、エクスタシーに達していくかのよう。

「feel the night」
ダウナーでファンキーなグルーヴ。
さや姉のメガネ姿に大歓声。
ダンサー4人がステージ狭しと舞い、クールなダンス・ナンバーを盛り上げます。
さや姉はスタンド・マイクで歌ってたものの、メガネを外してからハンド・マイクに切り替えて。
自由を求めて夜を徘徊するような、ウォーキング・パフォーマンス。

「Nocturnal」
最初にこの曲を聴いた時は、さや姉が新しい世界の扉を開いたと思ったものでした。
「♪ ラッタッタ」の歌声に、ホーンの響きが重なって煽ります。
さや姉の衣装は、肩がはだけていて、なんともセクシー。
それからセンター・ステージへ。
転調してからのラッタッタの歌い方に、一層力が入ってました。

スクリーンには昔のさや姉の映像。
初々しいアイドル時代の姿が懐かしい。
最後に、紙飛行機が飛んで行くのが映って。
となれば、あの曲ですね。

「365日の紙飛行機」
さや姉は、白のドレスで、肩にはクリスタルのトゲトゲ飾り。
アコギを弾きながら、大切な人を想う心いっぱいで歌います。
穏やかに落ち着いた、優しい声が心に沁み込んできます。
AKBの曲ですが、この曲を正統に歌い継げるのはさや姉しかいない、といったところ。
アイドル時代に培った宝物ですね。
さや姉の清らかな面が全開に出ています。
武道館という大舞台で、この曲を歌うのは大正解ですね。

「イチリンソウ」
ゴージャスなバラード。
この曲もバイオリンの音色が効果的でした。
さや姉は、水色のストラトを弾きながら歌います。
一輪草と言っても、一つだけではなく、一面に咲いている花の映像をイメージさせます。
しっかりと根を張って、その場に立つんだという思い。
堂々と咲きほこれというのは、さや姉自身へのメッセージに思えましたね。

「バタフライエフェクト」
さや姉は、今度はアコギ。
小さな波紋が、世界を大きく揺るがす力になる。
かつて「against」という曲も作ったさや姉ですが、この曲は逆に「追い風」がテーマですね。
サビは拳を上げて、熱くなります。
この曲をTVで最初に聴いた時は、あんまりパッとしない曲だなあと思ったんですが、何度も聴いて馴染んで来た今。
さらにライヴになると、E.L.O.みたいにゴージャスなサウンドで、心に迫る良い曲だなあと思うようになりました。

MC。
「どうもありがとう」
「もう楽し過ぎて、声が飛び跳ねてるんやけど」
「体力温存して、この10年分の思いをここに」
「久し振りに踊ってみたりして」
「もうバテてる(笑)」
「そう、今日で33歳になりました」
「嬉しい気持ちと、複雑な気持ちと」
「まだ年齢非公表やないんやけど」
「そろそろ非公表にするかもわからん(笑)」
「今回、スタッフさんに、武道館取れましたって言われて」
「デビューした10月頃かなと思ったら」
「違います。いつだと思いますか?って」
「そうなったら、特別な日となると、もう」
「誕生日ということで」
「もう、詰め込みすぎやろ!」
「この日のために、マイク・スタンドも作ったんですよ」
「ギターの草刈さんは、この日のためだけのストラップを作って」
草刈「ここに日本武道館の文字と、今日の日付が入ってるんです」
草刈「彩ちゃんが武道館やる度に日付を増やしたい」
「他にも、何か作ってくれた人、いますか?」
「いねーな、これ(笑)」
奥野「草刈さん、リハでもストラップ見せてくれないんですよ」
奥野「本番まで誰にも見せないのかなと思ったら」
奥野「SNSに上げてるんですもん」
「お漏らしして(笑)」
「載せてるやん」

「次は、大きな夢、様々な夢、あると思いますが」
「しっかり捕まえられるように」
「アコースティック編成でお送りしたいと思います」
「美女2人も前へ!」

「夢の声」
さや姉はハンド・マイクで、高鳴る気持ちを抑えるようにして歌います。
ノリの良さはありますが、アコースティック編成なので、サウンドは柔らかい。
サビでは伸びやかに、どこまでも遠くに届くように声を出しながらも、ラストではまた抑えてキュッと締めるさや姉のテクニック。

「ブルースター」
ピアノの伴奏から始まりました。
「♪ あなたの背中で」。
ちょっと地味目な曲ですが、これまた、さや姉の低い声の魅力から高音への移り変わりを堪能しました。

MC。
「もう1曲、大事な曲を」
「いつも、誰かの助けになればなあと思って曲を作ってるんですけど」
「これは、今振り返ってみると、その時、自分が言ってほしかった言葉だったのかもしれないなあと思います」
「ここにいるあなた」
「そして今の私に歌いたいと思います」

「サードマン」
「♪ ずっと そうずっと」。
サビのアカペラから始まりました。
そして、バイオリン・ソロがあったと思ったら、力強いバンド・サウンドへ。
この曲では、特にレーザービームの演出が綺麗で、これが観られて、2階席で良かったなと実感。
そのままでいい、変わらなくていいと歌いかけるさや姉。
そこに追い打ちをかけるギター・ソロがカッコ良かったですし、バンドの一体感を感じる演奏でもありました。

ここで、さや姉が一旦退場。
バンドはインストを演奏していて、ベースとコーラスがフィーチャーされた曲でした。

「JOKER」
ここから再び、ライヴの幕が上がったような華々しさ。
イントロから、観客が「オイ!オイ!」と雄叫びを上げます。
現れたさや姉は、左半分が赤色、右半分が青色の、サッカーのユニフォームのような衣装を着ていました。
演奏に合わせ、さや姉はレスポールのギターをストロークした手をそのまま上に上げるような仕草。
観客も同じタイミングで手を挙げます。
「♪ 浄化されてく」
なんともカッコいい。
まさにカタルシスなサビ。
間奏でも、拳を上げて、「オイ!オイ!」と大合唱。
熱くなります。

ベース・ソロからの刹那、さや姉がアコギをかき鳴らして。
「喝采」
関西人のさや姉が、べらんめえ調に感じるほど、やけっぱちで強気な面が引き出された曲。
ストレート一本勝負。
まさに。
「♪ 人は言う」
「オイ!」
「♪ 口々に」
「オイ!」
気合いが入って、観客の手拍子も高速化。
ステージでは火柱が上がります。
「♪ これで満足か?」
うーん、さや姉に撃ち抜かれます。

「劣等感」
アルバム『&』の中で1番好きな曲。
スリリングなロック曲です。
「喝采」からの繋がりが良い感じ。
「♪ 自己愛など縁がない」
こういうカッコいい曲を書けるさや姉は、やっぱ男前だと感じちゃいます。
なのに、歌ってて、消え入りそうな、儚い表情を見せてくれるのですから、グッと惹かれちゃうんです。

「Let’s go crazy」
一気に明るい曲になりました。
さや姉はハンド・マイク。
そして、観客はタオルをグルグル回す曲です。
さや姉もタオルを回しながら、ステージを左端から右端まで歩いていってのファン・サービス。
間奏で、そのままメンバー紹介。
「ベース、オックン!」
「バイオリン、ayasa!」
「ギター、あらいりょう!(そう聴こえたんですが、たぶん名前間違ってそう)」
「コーラス、asami!」
「ギター、コージー!」
「ヴォーカル、山本彩!」
それから、センター・ステージへ。
「叫べ!」
さや姉の合図で、会場に言葉にならない叫びが轟きます。

「次が最後の曲です」
「ラスト、行けるかっ!?」

「Are you ready?」
「オー!オー!オー!」
序盤から、観客の合いの手のコーラスが響き渡ります。
キラキラして疾走感のあるサビは最高。
準備なんて、とっくのとうに整ってる。
ふと、さや姉の後ろを見ると、ギターの草刈さんとベースの奥野さんが背中合わせで演奏してます。
それから、さや姉の後を追って、草刈さんがセンター・ステージでギター・ソロ。
「♪ 両手広げ 皆で声上げろ」
観客は両手を広げて大歓声。
「みんな、ありがとう!」
ステージ上で、煙が噴射されました。

「”最高”以外、言いようがないです!」

ここで本編終了。

やがて、アンコールを求めるサヤカ・コール。

再びステージに出て来たさや姉は、白のライヴTシャツを着てるようだけど、加工してあるのか、右肩はごっそりはだけてるし、丈も短くなっててヘソが見えそうだし、セクシーでラフな格好。

「イヤモニしてる意味がないくらい、みんなの声が入ってきて」

そこに聞こえてきた、「Happy Birthday」の演奏。
観客も歌い出します。
「うそ~、何これ~!」
「聞いてないよ!」
草刈さんと奥野さんが、ケーキと花束を持ってきました。
奥野「33歳ということで、レインボーローズ33本です」
奥野「それから、バンド・メンバーからの寄せ書き」
「人間て、あまりにも幸せだと、言葉にならないんですね」
「他の人には、なんてことない、365日の中の1日だと思うんですけど」
「誕生日にライヴが出来る幸せ」
「アリーナでライヴやりたいと思ってましたけど」
「いざ武道館が決まったら、怖くなって、正直」
「これから起きること、自分に出来るのか」
「お客さんは来てくれるんやろうか、と」
「この1年、準備してきました」
「きっと、走馬灯で見るやろな!」
「すごい!」
「20代のうちに、アリーナでやりたいと思ってて」
「それはちょっとオーバーしちゃいましたけど」
「デビューして、シンガーソングライターとしてやっていくことになって」
「急に仲間がいなくなって」
「ああ、1人でやってくんか、と」
「心細さとか、孤独とか感じてましたけど」
「10年経って」
「1人じゃないわ!」
「メンバーがいてくれて、ファンのみんなが愛を持って見守っててくれて」
「寂しくない!」
「私も、みんなにとってそういう存在でありたい」
「過去の自分も今の自分も否定せず」
「10年、20年と走っていきますので、まだまだこれからもよろしくお願いします!」
「もうちょっと、みんなと一緒に歌いたい」
「共に泣いて、共に笑って、共に生きていきましょう」

「共鳴」
スクリーンに歌詞の字幕が表示されました。
「♪ 鳴いて鳴いて」
その鳴き声は、時にはノイズになることもあるでしょう。
でも、誰かと共鳴するかもしれない。
「ちょっと生きやすくなればいい」と、優しくアコギを弾きながら、さや姉が教えてくれるかのようです。
終盤は、観客が合唱。
「♪ 鳴らせ」
正直、この曲には馴染みが薄い僕でしたが、そのための字幕。
なんとか、一緒に口ずさむことが出来ました。
まだ新しい曲なので、他にも、おっかなびっくり歌ってた方も多いと思います。
ライヴで歌い続けて、やがて大合唱が定着するといいですね。

「今日は本当にありがとうございました!」
「いろんな可能性を信じて、これからも一歩一歩、前へ進みたいと思います!」

「レインボーローズ」
あらためて振り返ってみると、この日のライヴ、1stアルバムからは、この曲だけでしたね。
10年前の曲です。
さや姉は、歌いかけながら、ステージ左端へ。
「♪ 果てしなく続く空と」の件では、パン・パパンと手拍子を打って「オイ!」と気合いを入れる観客。
後悔しない生き方を説くさや姉に、みんなも実感しながら笑顔です。
間奏ではセンター・ステージへ移動したさや姉、草刈さんと並び立ちます。
「オイ!オイ!オイ!」
どんどん盛り上がる観客。
そして、銀テープ発射!
さや姉が合図して、決めの言葉「♪ 無限の可能性」を大合唱。
エンディングに向かって、「オイ!オイ!」とさらに熱を帯びます。
最後は奥野さんもセンター・ステージにやって来て、フィニッシュ。

「33歳の今日が、人生で間違いなく最高の1日です!」
「それでは、記念写真を撮りたいと思います」
「今日は家族全員来てます」
「カメラマンの兄に撮ってもらいます」
「ああ~っ!」
「さっきメンバー紹介でサトコさん抜かしてしまったんです!」
「ドラムのサトコさんです!」
サトコ「美女2人とサトコさん、って言われましたからね(笑)」
「ホント、申し訳ないです~!」
「それでは、せーの、武道館!で撮ります」
「せーのっ!」
「ブドーカーン!」
「公式の方でも撮ります」
「せーのっ!」
「ブドーカーン!」
「今日は、本当にありがとうございました!」
「ここがゴールじゃないです」
「ここからまた始まりです」
「また武道館、帰って来たいと思います!」
「ありがとうございました~!」

ライヴ終了は20時56分でした。

これからまた新しい未来へ

デビュー10周年、33歳の誕生日に武道館に立ったさや姉。
アイドル時代の宝物も披露しつつ、シンガーソングライターとして強く逞しくなった姿を見せつけました。
そんな成長の証も感じられるセットリストの流れ。
まさしくスペシャルなライヴで、熱く激しく燃え上がりました。
さや姉のライヴは久し振りだったので、不安もあったのですが、予習した甲斐もあり、ほとんどの曲についていくことが出来ました。
参加して良かった。

10年という区切りでの大舞台ということもあって、この後、休養とか結婚とか、聞きたくない発表があるのではないかと心配してましたが。
終演後にあったのは、今秋のNEWアルバムのリリースと、ツアー決定の発表でした。

さや姉、これからも、シンガーソングライターとして突っ走っていくのか!
武道館で、このパフォーマンスが出来れば大丈夫。
まだまだ明るい未来が見えました。

※ MCの内容は、ライヴ中にメモしたことと記憶を基に、このような主旨のことを言っていたなという感じで構成したものなので、語尾はもちろん表現の仕方など、必ずしも発言した通りのものではないということをご了承ください。

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