ZEPP TOUR 2021
2021年11月17日(水)@ Zepp DiverCity TOKYO
2021年11月18日(木)@ Zepp DiverCity TOKYO
東京公演2DAYS参戦
3・4月に40周年記念ライヴをやったので、今年はもうライヴはやらないかも...と思っていたから、電撃的にZEPP TOURが決定したのは嬉しかったです。
Zeppはライヴハウスだけれども、昨今の事情も鑑みて、スタンディングではなく、座席指定でのライヴになる事は、僕にとっては朗報でした。
東京公演は、水曜・木曜の2DAYSになりましたが、僕的には仕事の休みが取りやすいのは木曜日だったので、木曜公演の抽選に申し込み、無事当選。
さあ、これでOKと思っていたら、10月下旬に、東京公演2DAYSのセットリストは違うものになるというアナウンスがされました。
コヨーテ楽曲中心のセットリスト、元春クラシック多めのセットリストとなるそうで。
額面通りに受け止めれば、僕の行く2日目は元春クラシック多めの日となりそうなので、それならいいかとも思ったのですが、コヨーテ楽曲も大好きなので、そちらも捨てがたい。出来れば両日観たい!という事になり。
急いで調整をしたら、仕事を代わってくれる仲間がいましたので、水曜日も休みにしてもらって。
チケットは既に一般発売されてましたが、まだ売れ残っていたので、難なくGET。
これで、2DAYS参戦する事となりました。
1ヶ月前にガラケーからスマホに買い換えたばかりで、今回から電子チケットの購入となりました。
便利なような面倒くさいような。
でも、ようやく今どきのチケット形態に参加できるという事で、やっとまともな人になれた気分です。
ライヴ当日、会場へ
2021年11月17日(水)@ Zepp DiverCity TOKYO
ライヴ当日は晴れました。
Zepp DiverCityは久し振りですかね。
電子チケットでの入場はどんな感じなんだろうとドキドキしましたが。
係員の指示に従って、すんなりいきましたが、紙のチケットをもぎるよりは時間がかかると思いました。
それってどうなんだろう。
僕の席は1階Y列1番。
一般発売での購入だったので、買う時に何度もやり直して、自分の好きな席を確保したのです。
ほぼ最後列でしたが、一番端の通路側の席です。
Zepp 1日目。ライヴのスタート
開演の19時を5分過ぎ、ライヴは始まりました。
01. COMPLICATION SHAKEDOWN
02. Strange Days ~奇妙な日々~
03. 禅ビート
04. ポーラスタア
05. 世界は慈悲を待っている
06. バイ・ザ・シー
07. 街空ハ高ク晴レテ
08. 合言葉 – Save it for a Sunny Day –
09. 境界線
10. 銀の月
11. 斜陽
12. 東京スカイライン
13. Us
14. La Vita e Bella
15. 純恋(すみれ)
16. エンタテイメント!
17. 誰かの神
18. 空港待合室
19. 優しい闇
20. Individualists
(Encore)
21. 愛が分母
22. ナポレオンフィッシュと泳ぐ日
23. ダウンタウンボーイ
24. アンジェリーナ
「COMPLICATION SHAKEDOWN」。
クールでしたね。佐野さんはキーボードだかDJ卓だかわからない楽器を前にして歌ってました。
ヒップホップ系のこの曲を、ギター・バンドのコヨーテ・バンドがどう演奏するのか興味津々でしたが、原曲との違和感もなく、上手くアレンジされていて良かったです。
「♪ あの光の向こうに突き抜けたい」と力強く歌う「Strange Days ~奇妙な日々~」。
思わず拳を突き上げます。
サイケ・ロックな「禅ビート」。
コヨーテ・バンドの方向性を示している曲だと思います。
重厚なビートのイントロからして痺れる「ポーラスタア」。
「♪ ほら見上げてごらん」からのサビがロマンチックでたまらないメロディです。
モータウン・ビートでポップな「世界は慈悲を待っている」。
大好きな曲でしたので、初めてライヴで聴けて良かったです。
今年ももうすぐ終わるけれども、新しい年をこれでぶち上げたいと思いますと言って「バイ・ザ・シー」。
これも大好きな曲なので、何度聴いても感激です。
終盤のソロ・パート、ちょっとボーッとして、深沼さんのギター・ソロを注視するのを逃してしまいました。これは翌日の課題。
今年出た配信シングル、「街空ハ高ク晴レテ」。
これがとても好きで、今日はこれを聴きに来たと言っても過言ではありませんでした。
佐野さんはアコギを持ってましたかね。なので意外にアコースティックな響きがありました。
でも、もっとゴリゴリのギター・ロックなアレンジにした方がノリやすかったかなあと思いました。
City Boy Blue。
ほのぼのとした「合言葉 – Save it for a Sunny Day –」。
軽い気持ちで口ずさむのに適した曲です。
瑞々しくポップな「境界線」。
これも大好きな曲なので、初めてライヴで聴けて感激です。
最新配信シングル「銀の月」。
ピコピコとしたエレクトリックな音色も印象的な曲。
コヨーテ楽曲らしい、ポップさがありますが、シングルにしては、憶えづらいメロディではあります。
今、佐野さんは新しいアルバムの制作が佳境に入っていて、来年の春にはリリースしたいとの事。
しかも!
たくさん曲が出来たので、アルバム2枚同時に出すと発表がありました。
2枚組ではなくて、2枚同時。
ホントかなあ?と思いつつも、ものすごく期待です。
で、その新しいアルバムにも入れるという新曲を。
「斜陽」。
ミドル・テンポの曲で、「♪ 君の魂 決して無駄にしないで」というフレーズが印象的でした。
「東京スカイライン」。
バラードというのとはちょっと違う気がしますが、スローで広がりのある楽曲です。
またもやサイケな響きの「Us」。
ポップ・ロックの王道路線2連発、「La Vita e Bella」に「純恋(すみれ)」。
とても爽やかでわかりやすい、コヨーテ・バンドを代表する2曲です。
この流れは痺れましたね。
軽快で明快なロックンロール「エンタテイメント!」。
気分が上がって痛快です。
「誰かの神」。
風変わりな歌詞が好きですし、深沼さんのドライヴするギターなんかも大好きです。
「空港待合室」はバラード風なイントロから一転、ブギウギ・ロックンロール。
「優しい闇」もポップな楽曲。
闇の中に希望の光が見えるような明るさが好きです。
「Individualists」は、オリジナル・ヴァージョンではなくて、ホーボー・キング・バンドがアレンジした、スカを強調したヴァージョンです。
オリジナルのアレンジが好きだったので、初めはこちらのアレンジは好意的に受け取れなかった僕でしたが、何度か聴いているうちにこれはこれで独特のノリがあって、段々慣れてきて好きになりました。
これで本編終了。
アンコールは「愛が分母」から。
これも、スカ・ビートが楽しい、とにかくテンションが上がる曲。
出来ればホーン隊が欲しい曲なのですが、今回ホーンが無いアレンジでも、そんなに違和感感じなかったですね。
サビの「♪ あーいが、ぶんぼっ」とか「♪ Say Yeah!」とか歌ってたら、佐野さんに「心の中で」とたしなめられてしまいました。
小声だから許して。
ここまで、1週間前に行われた神奈川公演のセットリストとすべて同じだったので、ずっと同じなんだろうと思ってたら、次にやると思っていた「彼女はデリケート」がカットされました。
「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」。
華々しい曲で、元気になります。
佐野さんのラップ調のパートも好きです。
ラストは「♪ ラララララ」となって感動的。
ホントはみんなで合唱出来たらいいんですけどね。
「個人的な事を言うと、僕は、東京の下町で生まれました...」と佐野さんが言いだすので、何かなと思ったら、飛び出したのが「ダウンタウンボーイ」でした。
ちょっと感動しましたね。
実は40周年のライヴでも聴いてたのですが、今回初めてライヴで聴けたような錯覚をするほどの感動がありました。
「♪ ボーイフレンド ガールフレンド 大切なマイ・フレンド~」のところは無茶苦茶テンションが上がりました。
前曲から間髪を入れず、佐野さんがイントロのフレーズを弾いての「アンジェリーナ」。
もうこれが今日最後の曲だとわかっているので、拳を上げて、いやがうえにも盛り上がりました。
終了は21時7分。
約2時間のライヴでした。
新曲群も良かったし、コヨーテ楽曲でも特に好きなものがズラッと並べられていて、今のコヨーテ・バンドの充実ぶりを象徴した、ある意味40周年記念ライヴよりも満足したセットリストでした。
観に来て良かった。
そして、明日もまたライヴが観れると思うとワクワクが止まらない、期待感で胸がいっぱいになりながら、帰路に着いたのでした。
前日と同じ会場へ
2021年11月18日(木)@ Zepp DiverCity TOKYO
開場の18時より30分以上前に到着、余裕をもって、読書しながら時間を待ちました。
18時30分頃会場入り。
今日の僕の席は1階U列33番。
これは抽選で獲った席なので、希望通りとはいかず。後ろから数えた方が早い列でしたし、通路から遠く、真ん中くらいの席でした。
前の席の人が欠席で空いてたので、見やすかったのですが、さらに何列か前の列に、かなり背の高い人がいて、他の人より頭ひとつ突き出ていて、その人がいなければ、もっと見やすかったのにと思ったり。
Zepp 2日目。ライヴのスタート
今日も開演の19時を5分ほど過ぎスタート。
01. COMPLICATION SHAKEDOWN
02. ジュジュ
03. スターダスト・キッズ
04. 彼女はデリケート
05. レインガール
06. 新しい航海
07. VISITORS
08. 合言葉 – Save it for a Sunny Day –
09. 銀の月
10. 斜陽
11. ポーラスタア
12. 世界は慈悲を待っている
13. バイ・ザ・シー
14. La Vita e Bella
15. 純恋(すみれ)
16. エンタテイメント!
17. 誰かの神
18. 空港待合室
19. 優しい闇
20. Individualists
(Encore)
21. 愛が分母
22. 禅ビート
23. ヤング・フォーエバー
24. ダウンタウンボーイ
今日も「COMPLICATION SHAKEDOWN」からスタート。
コヨーテ・アレンジ・ヴァージョンには、前日は聴く方にも戸惑いがあって、ぎこちなさも感じたのですが、この日は全然そんな事なくて、素直にカッコ良かった。
早速、前日のセットリストとは違います。「ジュジュ」。
40周年記念ライヴでは、どこかフワフワした軽いノリがあったのですが、今回はギター・バンドらしく、重厚なビートの効いた、スピード感あるノリになってたように思いました。
今回の方が好き。
イントロで佐野さんのハーモニカが響いて「スターダスト・キッズ」。
「♪ 乾杯!」のところは拳を上げたし、「♪ Ah Little Darlin」のところとかね、力入りましたよ。
「彼女はデリケート」。
サビの「♪ デリケー、デリケー!」の合いの手コーラスはもちろん歌いました。
「レインガール」って、素朴なバラードって印象があったのですが、改めて聴いてみると、かなりビートの効いた、スイート・ポップスなんですね。
今年ももうすぐ終わるけれども、新しい年をこれでぶち上げたいと思いますと言って「新しい航海」。
終盤の「♪ 瓦礫の中に」がクライマックスで盛り上がります。
「VISITORS」。
よく知ってる曲なんだけれども、曲名が思い出せなくてずっとモヤモヤしてた。
たしか『VISITORS』あたりに入ってた曲なんだけど、なんだっけ...と。
帰宅して調べてみたら、タイトル曲の「VISITORS」でした...。
ライヴが出来なかったので、たくさんレコーディングしてました、配信シングルとして出した曲を何曲か聴いてください、と言って「合言葉 – Save it for a Sunny Day –」と「銀の月」。
新曲のコーナーでは、僕が大好きな「街空ハ高ク晴レテ」がカットされてショック。
となると、前日のライヴに行っていてホント良かったという事になります。
この曲を生で聴く事が目的だったので、もともとの1日だけの参戦だったら、それが叶わなくて悔しい思いをしたはずです。
やっぱりNEWアルバムは2枚同時に出すと言ってました。
そこからの新曲「斜陽」。
この曲には深いメッセージが詰まってるぞ、と再認識しました。
ここからは、コヨーテ楽曲の代表曲がズラリ。
「ポーラスタア」「世界は慈悲を待っている」「バイ・ザ・シー」「La Vita e Bella」「純恋(すみれ)」。
どれも大好きな曲なので、この流れは興奮とウットリが交互にやってきましたね。至福の時でした。
前日からの課題だった、「バイ・ザ・シー」における終盤のソロ・パートは、深沼さんのギター・ソロ、渡辺さんのピアノ・ソロ、キーボード・ソロと、しっかり注視する事が出来ました。
そして、相変わらず「純恋(すみれ)」が始まった時の佐野さんのポーズがカッコいい事!痺れます。惚れます。
否が応でもテンションが上がるロックンロール「エンタテイメント!」から、最近のライヴではどうやら2曲セットになってると思わせる「誰かの神」「空港待合室」。
コヨーテ楽曲を締めくくる「優しい闇」。
もう、この強烈なスカ・ビートの「Individualists」もクセになってきました。
アンコールはやっぱり「愛が分母」。
一緒に歌って踊って、とにかく楽しい曲です。
ちょっと前の曲だけれど、なんとかNEWアルバムに収録してくれないかなあ。
アンコールは全て元春クラシックで攻めてくると思ってたので、「禅ビート」が出てきた時は驚きました。
前日は序盤にやった曲ですからね。ここで来るとは。
やっぱりやっておこう、となったのかしら。
前曲の事があったので、始まった瞬間はまたコヨーテ楽曲かな?と一瞬思いましたが、「ヤング・フォーエバー」でした。
若くはない佐野さんが、多くの若くはない観客に向かって、こういう詞の曲を歌いかけるというのは、非常に深い意味のある事だと思いました。
そして「ダウンタウンボーイ」。
前日のアンコールでやったので、勝手に、この日はやらないだろうと思い込んでたからビックリしました。
そして、この曲から間髪入れずに「アンジェリーナ」なんだろうと思ってたら、演奏をフィニッシュ。
あれ?じゃあ、最後の曲はなんだ?と思ってたら、もうこれでライヴは終わりになってしまったのでした。
うそー。
前日はこの曲はラストではなかったので、この曲で締めになるとは思いもしなかった。
この曲が、ライヴの最後の曲だという心積もりをしてかったので、気持ち的には中途半端で満足感を得られず。
終了は、20時55分。
前日よりもあっという間に感じたライヴで、曲数は前日と同じでしたが、時間的には10分ほど早く終わりました。
2DAYS、両方観れて良かった!
序盤、元春クラシックが続いてる時は、このまま配信シングル以外は最後まで元春クラシックで埋め尽くされるのでは?と、ドキドキしましたが、やっぱりそんな事はなくて、中盤以降は普通にコヨーテ楽曲が続いたのでした。
結局、前日との違いは7曲。
披露された元春クラシックも、実は40周年記念ライヴでやった曲も多かったので、今回のツアーのために新しく取り入れられた元春クラシックは4曲だけという結果でした。
まあ、ちょっと期待しすぎちゃった感はあるかな。
この2DAYS、どちらのセットリストの方が良かったかは甲乙付け難く、両方観れて良かったとしか言えません。
贅沢な2日間でした。
コヨーテ・バンドの演奏は、もう円熟期で、すごい結束力。
佐野さんのヴォーカルがヨレたりかすれたりする所を深沼さんのコーラスが見事に補っていたりとか、佐野さんをいかに盛り立てるかをメンバーが熟知していて、このバンドは絶対解散なんかしないで、ずっとやっていってほしいと思いました。
コヨーテ・バンド、最高。
来年は、NEWアルバムのお披露目ツアーがあるかな?
絶対観に行きたいです!
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