Negicco Live@八木橋百貨店カトレアホール 2024.4.27 感想

ゴールデンウィークの八木橋百貨店で感謝祭 2024

2024年4月27日(土)@八木橋百貨店

Negicco活動休止前、我が地元・埼玉でイベント!

昨年、Negiccoが20周年ということで再始動する時に、我が地元・埼玉の八木橋百貨店でイベントをやると知って。
なんでも、コロナ禍前は毎年のようにやってたイベントだったんだって。
会場も近いし、1日でも早くNegiccoの姿が拝みたい!と申し込むも、抽選はハズレ。
百貨店のイベントホールなので、キャパは小さいし、一般発売なんて瞬殺で。
残念ながら、参加することはできませんでした。

そんな思い出があったのですが、それから1年経って、今年もゴールデンウィークに同じ会場でイベントをやるとのこと!
トーク&ライヴ&大抽選会という内容。
これは参加したいけど、昨年同様、チケットなんて獲れないんだろうな...と半ば諦めながら、とりあえずエントリーしてみると。
なんと、当選しちゃったじゃないですか!
これにはビックリで。
仕事の予定とか、ちょっと慌てましたね。

ただ、今ぽんちゃは身重なので、激しいライヴはやらないでしょう。
トーク多めで、歌はおとなしめのものを何曲かやる程度かなと。
ガッツリとワンマン・ライヴが観たいのが本音ですが、ぽんちゃが間もなく産休に入るので、またしばらくNegiccoの姿を観ることはできません。
その前に、どんな形でもイベントに参加できるのは嬉しいことです。

イベント当日。会場へ

天気予報は、数日前から降水確率70%で、駅から会場まで15分ほど歩くので、雨はイヤだなあと思ってたら、直前になって曇り予報に切り替わって。
また運が向いてきました。
ライヴ当日。
心配してた雨も降らず、元気に出動です。
会場は初めて行く場所でしたが、徒歩15分とはいえ、駅から一度曲がるだけの大通りほぼ一本道で、とてもわかりやすかったです。

開場は15時30分でしたが、14時45分頃到着しました。
ただ、百貨店なので、退屈することはなく。
開場時間を過ぎると、出入り口付近で熊さんがフラフラしてました。声かけてみようかなとも思ったのですが。

全自由席ということでしたが、当然、整理番号順の入場です。
僕の番号は302番。
キャパはどれくらいなのかはわかりませんでしたが、おそらくほとんど最後の方だと予想はついてました。
こうなると、思うような席に着くことは出来ないんじゃないかと諦めながら入場したのですが、フロアに入ってみると、フロアの真ん中くらいの場所にあるパイプ椅子の列がガラッと空席でした。
え?ここ座っていいの?という感じで。
おそらく、ある程度の人が入場してから、追加でパイプ椅子を並べたんでしょう。だから空いてたんでしょうね。
想定外にフロアの真ん中の席を確保できるという幸運に恵まれて、開演を待ちます。

イベントのスタート

開演時間の16時ちょうどにイベント開始。
驚いたのは熊さんとconnieさんが登場したこと!
僕は2人とも生で観るのは初めてでしたが、特にconnieさんが来るとは思ってなかったのでビックリと同時に嬉しかったですね。
あのconnieさんがわざわざ埼玉まで来るとは、と。

それからNegiccoの3人がフラッとラフな感じで登場。
いつものようなお揃いのステージ衣装ではなく、かえぽが淡い赤のワンピ、Naoちゃんが鮮やかな黄色のワンピ、ぽんちゃは緑のストライプのシャツの上に白のジャンバースカートを着ていて、みんな普段着っぽかったのが新鮮でした。

Naoちゃんが早速「暑いぞ!」「くまがやー!」とコール&レスポンスを仕掛けて通常運転。
それから5人がステージの上で座って、少しトークをしては曲を歌い、そしてまたトーク...という繰り返しのイベントとなりました。
音楽番組のようなイベントにしたかったとのことです。Mステ的な?

トークの話題は、来年のカレンダー撮影を行った、ということが中心。
Naoちゃんがみんなに「カレンダーは1月ずつめくる派?初めに全部見ちゃう派?」と訊いていて、その流れでNaoちゃんは漫画は後ろから読む派との告白。ラストシーンを見て安心してからでないと読み進められないという奇特な習性が明らかに。
でも、トークの中心になってたのは熊さん。
カレンダー撮影で行ったロケ現場の地図をホワイトボードに書いて、1ヵ所ずつ解説するという流れ。
でも、時間の都合上、興に乗ったところで曲を歌う時間になってトークは中断、歌い終わった後に先ほどの続きから話すという、話の流れ的にはグダグダな展開でした。

ま、そんなわけで、トークと歌をサンドイッチしながらイベントは進みました。

01. ねこの夢
02. 光の射すままに
03. 向日葵の歌
04. それって魔法かも?
05. 裸足のRainbow
06. クリームソーダ Love
07. カナールの窓辺
08. Good Night ねぎスープ
09. Walk With

1曲目はぽんちゃのソロ。
「ねこの夢」
アコギとエレピのシンプルなアレンジに、ぽんちゃの透き通るようなウィスパー・ボイスが映えます。
観客ひとりひとりに寄り添うように歌っていて、コーラスの「♪ ニャーオ」も印象的でした。

ぽんちゃの娘さんは、小田和正の「ラブストーリーは突然に」の「♪ あの日の二人のまま」のフレーズになると、「まま」の部分を歌うんですって。

次はかえぽのソロ。
「光の射すままに」
春の風が爽やかに吹いていそうなスウィート・ポップでした。

そしてNaoちゃんのソロ。
「向日葵の歌」
明るいR&Bで、夏を先取りした感じ。
ぽんちゃの結婚発表の時に作詞した曲とのことですが、実際に今までぽんちゃの前で歌う機会がなかったそうです。Naoちゃんがぽんちゃに花を手渡すと、ぽんちゃが涙ぐんでました。

ここで大抽選会へ。
八木橋百貨店側で用意したもの、Negicco側で用意したものと、お酒や食べ物を中心に豪華賞品の抽選会。
箱の中にチケットの半券が入っていて、Negiccoが引いた半券の整理番号を呼ばれた人が当選となるわけですが、まあ、当たるわけないと思って見てました。
でも、人数的には50人近く当選者がいたのではないでしょうか。
僕はもちろん当たらず。
でも、301番という、1番違いが呼ばれた時はドキッとしましたね。

抽選会の後はトイレ...じゃなくてお花摘み休憩(笑)。
10分くらい休憩時間となりました。

再開後のライヴは、いよいよNegicco楽曲。

「それって魔法かも?」
新しい曲の中では、やるんじゃないかなあと予想してました。
ほんわか爽やかポップです。
「♪ トゥットゥットゥッ、トゥットゥルトゥッ」とか「♪ It’s Magic!」というフレーズが優しいです。

「裸足のRainbow」
歯切れの良いギターのリズムで、まろやかに歌うNegicco。
connieさんが作った、いい曲だよね~と言ってて、connieさんも鼻高々でした。

トークは、エグチ団子の話で盛り上がり。
Naoちゃんがエグチ団子を5000円分買おうとしたら、お店の人に「消費期限今日までですよ?大丈夫ですか?」と心配されるも強行突破。
「ホントは言っちゃいけないけど、次の日も美味しかったです」と暴露してました(笑)。

「みなさん、今日コレ飲みましたか~?」と問いかけての、
「クリームソーダ Love」
Negiccoを好きになってすぐに気に入った曲だったので、なんか、すごく懐かしかったし、嬉しかったですね。
まさか、また生で聴けるとは思ってなかった。
優しくて可愛い、胸キュンソング。
萌えポイントがたくさんありましたよ~。
今日一番の収穫はやっぱりコレですね。
コレが聴けただけでも、来た甲斐があったというものです。

「カナールの窓辺」
今度はお洒落な感じのNegicco。
ハーモニーが綺麗でしたね。
初めは、これもconnieさんが作ったんだよね~ということで盛り上がってたのですが、実はconnieさんは作詞だけだったと発覚。「全部自分の手柄にしようとした」と白状してました。

「Good Night ねぎスープ」
割と渋めの選曲かも。
これも落ち着いた雰囲気を保ちつつ、3人が呼吸を合わせます。
歌い終わった後、ぽんちゃが、アゴがパキッと音がして外れそうになったと言ってました。
おやすみということで、これが最後の曲なのかな?とも思ったのですが。

今年の夏に、新曲をリリースすることが発表されました。
それで、初披露ということになるのかな?
タイトルは「Walk With」と聞こえました。
「気楽にいきましょう」とか「かみしめて歩いていく」とか歌ってて、歩くと言ってもやや速足的な、なんならドライブ感覚のテンポの曲でした。
ハーモニー・ワークがとても凝っていて、美しかったです。

これにてイベントも終了。
最後は、締めの言葉ということで、Naoちゃんが音頭を取り、
「ヤギハシカンシャサイ、シューリョー!」
と、そのまんまの言葉をお客さんとのご唱和で締めました。
18時14分でした。

イベントを堪能。Negiccoとまたしばしのお別れ

結局、イベントは2時間ちょっと、といったところでしょうか。
短い間隔でトークと歌が交互に披露されたため、急ぎ足的な感は否めませんでしたが。
いつものNegiccoらしく、ゆるいっちゃゆるいけど、そういう意味ではダラケさせない感じはありましたね。

で、何よりも今回は熊さんがトークの中心になってたから、いつものNegiccoのライヴのMCの雰囲気ともちょっと違ってて。
正直言うと、もうちょっとNegiccoに喋らせてよ~という思いの強かったイベントではありました。

まあ、でも、トークと歌、さらには抽選会との構成でしたが、歌は9曲やってくれたので、まずまずですかね。
もちろんワンマン・ライヴには負けますが、全然歌が物足りない!という不満な気持ちにはならなかったので、これでいいでしょう。

いつものライヴよりも近い距離で観ることが出来たので、Negicco3人の顔がバッチリはっきり観えました。
3人ともアイドルらしくオーラがあって、特にNaoちゃんの顔の肌艶が光ってました。
かえぽは、昨年は子育ての影響か、やや疲れた表情なのが気になってましたが、今回はとても表情も良く元気そうでした。
ぽんちゃは、やや大きくなったお腹の感じも伝わってきて、パワーを貯めている感じ。
そんな部分も含めつつ、いつものNegiccoのほんわかムードが良かったです。

前述の通り、ぽんちゃが産休に入るため、しばらくNegiccoのライヴを観ることはできません。
もしかしたら、他の2人も再び産休に入る可能性もあるわけで、今後のNegiccoの活動はかなり不安定になります。
次にライヴを観れるのはいつになることやら。
このタイミングでNegiccoを観ることが出来たのはかなりラッキーでした。
また3人揃ってのNegiccoのワンマン・ライヴが観れる日を気長に待とうと思います。

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