2016年9月10日(土)@下北沢SHELTER
フリー・ライヴ。昼間から?
モローンズがライヴをやるとの知らせ。
「ド忘れin the night」のアナログ購入者限定のフリー・ライヴ。
おっ、それ買ってあるよ。
いつだ?
9月10日(土)。
土曜日かあ。仕事の都合が...。
START:13:00。
えっ、昼間!?
夕方から仕事があるのだが、昼間なら。
普通のライヴで2時間くらい。今回はアウトストア・ミニ・ライヴという事なので、時間は短いだろう。1時間くらいで終わってくれれば、すぐに帰りの電車に乗れば、仕事にも間に合う。
何と言っても、アナログ購入者の僕には参加の権利があって、しかも、昼間だから、仕事にも影響しないという、僕にはうってつけの条件。
これは行くしかない!と。
下北なんて、大学時代に1度行ったきり、以来20年以上行ってないし、SHELTERっていうライヴハウスも当然知らなかったから、いろいろと不安はあったのだけど。
場所がわかるかなあ、とか、初めての場所だから、帰りももたついたりして迷子になって電車の時間に間に合わなかったら困るなあ、とか。
でも、大好きなモローンズのライヴだからね。
行けるのなら、行くしかない。
ライヴ当日。会場へ
てなわけで、行ってきました。
久し振りの下北は雰囲気変わってなかったし、事前にマップで調べておいたので、迷う事無く辿り着いた。
想定よりも、かなり近かった。駅から5分くらいだった。
開場は12時30分で、丁度そのくらいの時間に到着したのだが、まだ開場してなくて、列に並んで5分くらい待つ。
購入したアナログがチケット代わりになるとの事だったけど、受付で、特に提示しろとは言われなかった。
せっかく持って行ったんだからと、自ら出して見せたが、受付嬢は目もくれず。この辺はもっと徹底した方がいいんじゃないかと思った。
入場無料ではあるが、ドリンク代が、2ドリンク分1000円取られた。
なんで2ドリンクなんだよ!
長いライヴだったら、2ドリンクでも理にかなってるけど、ミニ・ライヴで時間も短いのに、2ドリンク分取られるなんて。
しかも、僕はペットボトルで交換してもらえるならもらうけど、紙コップ(プラカップ)の場合は、もらわない。今回はプラカップだったので、ライヴ終了後にドリンク・チケットをスタッフに返却した。
つまりは、ドリンク代をドブに捨てたようなものだけど、いらないのだから仕方ない。
まあ、フリー・ライヴだから、このドリンク代が少しでもモローンズへのギャラに充てられるのならば、と、自分を納得させた。
会場は思ったよりも狭く、これは過去参戦したハコの中で、最小のキャパかもしれない。100人入れるかどうか、かもしれない。
わざわざアナログを買った人は、そんなに多くはないだろう(しかも、その中からライヴに来れる人はさらに少ない)と予想してたので、会場が満杯になる事はないと思ってたのだけど、実際は6、7割くらいの入りだったろうか。50人前後くらいだった様な気がする。
だから、混雑するライヴが苦手の僕でも、かなりゆったりとして観れたし、観客の後方列と言っても、前からは3~4列目くらいの感じだったので、かなり近い。こんな近くでライヴを観れるのは初めてだったかもしれない。
ライヴのスタート
予想通り、お客さんは少ないけれど、いわば、熱心なファンだけが集まってきているといった具合で、一人一人の熱量は高く、ライヴ自体は、かなり盛り上がったと思う。
開演時間ピッタリに、メンバー登場。
1. ウインク・キラー
2. 脱水少女
3. ド忘れin the night
4. どうすりゃいいぜ
5. 世界の名前
(Encore)
6. おねがい徒歩圏内
ミニ・ライヴなので、曲数は少なくとも、各ミニ・アルバムの中から厳選された、ベストな選曲となったのが嬉しい。
特に大好きな、ライヴで聴きたい曲ばっかり。
オープニングは、モローンズとの出会いの曲で、一番好きな「ウインク・キラー」で、のっけからテンション上がったし、
夏の間には絶対聴きたい「脱水少女」も盛り上がる。
アナログ発売記念なので、やらない訳にはいかない「ド忘れin the night」。
「♪ わ・す・れ・たっ」と、みなみちゃんと観客が一体になってアクションを取る。
間奏はキーボード・ソロとギター・ソロのダブルなのがライヴならではで嬉しい。
ラップが可愛すぎる「どうすりゃいいぜ」。
本編最後は、バラード苦手の僕でも、だんだんと好きになってくる、スケールの大きな「世界の名前」。
アンコールは、ポップで可愛い、モローンズの原点的な「おねがい徒歩圏内」。
1時間くらい演るかなと思ってたら、45分で終わってしまったのが、ちょっと残念だったけれど、それでも、今日も幸せ感一杯のライヴだった。
MCも、「おサイフ忘れた」とか「ドラム・スティック忘れた」とか、いつも通りほのぼのしてて楽しかったし。
土曜の昼間、1時間にも満たなかった奇跡の時間
みなみちゃんは、いま髪を伸ばしてる最中で、中途半端との事で、髪をアップにまとめたヘア・スタイルが新鮮だった。
ネロさんのギターは、いつもにも増して弾きまくってる印象で、終盤、弦が切れるというハプニングも。でも、「弦は2本あればなんとかなる」とか男らしい事言ってて。
モロオカさんは、シンセ・ベースの音がいつもよりハッキリ聴こえるなあと思ってたら、いつも使ってた楽器が行方不明で、いつもとは違うやつを持って来たんだって。
小さい方が扱いやすいのかもしれないけど、今日のやつの方がいいと思った。
アナログを買ったのは、モローンズのみんなと握手できる機会を得るためだったのだが、まさか、その後で、ライヴが観られる権利が発生するだなんて、思いもしなかった。
アナログ買っといて、本当に良かった!
次は、モローンズ・フェスなるものを画策してるとか言ってたけど、なんにせよ、もっとライヴが観たい!
フェスもいいけど、ワンマンなら必ず観に行くつもり。
年内にもう1回あるかなあ?
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