BiSH RHYTHM LiVE 22
2022年11月4日(金)@横浜アリーナ
初めてBiSHのチケットをGET
10月のライヴのチケットが獲れなくて、意を決してファンクラブに入会。
そしたら、すぐに11月に再び横浜アリーナでライヴをやる事が決定して。
日テレの『バズリズム』のイベント『バズリズム ライヴ』が2日間開催される事になったのですが、そこにはBiSHは呼ばれなかったので、その前日をジャックする形で行われるBiSHのワンマンライヴ。
早速ファンクラブを通してチケットを申し込んだのですが、最初は普通席一択で申し込んだのですが、外れたら嫌なので、申し込み最終日に第2希望で15000円の席を追加。
そしたら難なく、普通席で当選しました。
これでめでたくBiSHのライヴを観る事ができる事が決定しました。
実は、この時点では10月のライヴのチケットは確保できてなかったんです。
先に11月のライヴ参戦が決まったわけですね。
発券が始まってから座席を確認すると、アリーナの前方の列で、15000円で買った10月のライヴの席と、あんまり変わらない位置なのにビックリしました。もっと悪い席だと思ってた。
その後、リセール状況も毎日確認してたのですが、10月のライヴとは様相が違いました。
とにかく出品が少ないの。
10月のライヴの時と比べて、僕もチェックする頻度は少なかったですが、それでも、チケットが出品されてるのを目にする事はあまりありませんでした。
ライヴ1週間前になっても、出品されてた15000円の席は2枚くらいで(それも30分後くらいに売り切れた)。10月のライヴの時は、1週間前には10枚くらい出品があったのに。
ライヴ前日も出品はゼロでした。
しかも、3万円のチケットは、期間中1枚も出品してるのを見かけませんでした。10月のライヴの時は50枚くらいあったのに。
これはどういう事なんでしょう。
10月と11月のライヴにどういう違いがあったのか...謎です。
ライヴ当日
で、10月のライヴを観て、約10日後に、すぐ次のライヴの日がやってきました。
当日は晴れ。
会場も同じなので、いろいろとわかったうえで行動できるのは良かったですね。
今回も17時30分頃、会場に着いたのですが、どの辺で待機してれば早く入場できるかとかわかってたので。
そうやって、18時の開場と共に早く入場する事が出来て、すんなりいきました。
前回あったファンクラブ特典の抽選会は無し。あくまで『バズリズム』主催だから、余計な事はしないのでしょうか。
僕の席はアリーナD6列22番。
前回はアリーナAだったのですが、今回はちょうど反対側で、ステージを左から観る形です。
前回のような花道は作られておらず、普通のステージセットでした。予想してたけどね。
花道がないから、メンバーが近くに歩いてくるという事はないけれど、それでも、センター席やアリーナ、スタンドの後ろの方の席と比べたら、まあまあ近い良い席だと思いました。
1番安い席という事を考えると、良い方なんでしょう。
ライヴのスタート
開演時間の19時を10分ほど過ぎ、ライヴは始まりました。
01. BiSH -星が瞬く夜に-
02. GiANT KiLLERS
03. SHARR
04. FiNAL SHiTS
05. DiSTANCE
06. オーケストラ
07. 脱・既成概念
08. DA DANCE!!
09. ぴょ
10. プロミスザスター
11. I have no idea.
12. ZENSHiN ZENREi
13. サヨナラサラバ
14. UP to ME
15. MONSTERS
16. SEE YOU
17. ALL YOU NEED IS LOVE
(Encore)
18. NON TiE-UP
19. サラバかな
20. beautifulさ
前回のライヴの1曲目は今年の曲「サヨナラサラバ」だったので、今回の1曲目も今年の曲、たとえば出たばかりの「悲しみよとまれ」とかかなあ。
それか、前回のライヴの最後の曲が「BiSH -星が瞬く夜に-」だったのですが、逆にその曲で始まるパターンもよくあるんだよなあ、などと考えていたら。
華々しく始まったのは「BiSH -星が瞬く夜に-」でした。
前回のライヴと違って、「♪ アイドルの命は如何に」のところの命ポーズでフラフラになってるメンバーたちの姿をしっかり観れたので満足。
サビの振り付けを一緒に踊って、ライヴはいきなりの一体感。
「GiANT KiLLERS」。
間髪入れず、煽りまくるこの曲で、ライヴはますますヒートアップ。
サビの「♪ 回れ回れメリーゴーラウンド」「♪ 飛ばせ飛ばせジェットコースター」のアイナの歌い方もしゃくりが効いてて最高でした。
「SHARR」。
疾走感溢れるゴリゴリのシャウト曲。
レーザービームの演出が派手で眩しかったです。
冒頭から最高潮に持っていくこの3曲の流れは疲れましたね。
ここでメンバーの自己紹介。
お馴染みの光景ですが、何度味わってもいいですね。
「FiNAL SHiTS」。
解散発表後に出たシングルで、冒頭の「♪ いつか終わりは来ちゃうから 後悔しないように」というフレーズが心に刺さる、好きな曲です。
ああ、BiSH間もなく終わっちゃうんだなと。
解散前になんとか間に合った僕。後悔のないように出来る限り応援したいものです。
「DiSTANCE」。
抑え気味の前半から、サビでの熱唱に至るのですが、ボーッとしててサビのアイナの爆発力あるヴォーカルを聴きそびれてしまいました。
もう出ちゃう、「オーケストラ」。
イントロのチッチのアカペラ前の音出しは、ギターではなくピアノでしたね。
前々からいい曲なのはわかってましたが、聴けば聴くほど切なさが増していきますね。
サビの「♪ 笑いあった声」の後に両手を突き上げるのは万感の思い。
チッチが優しさを包み込むように歌うのが好きです。
新曲をやります、と言うので、はいはい「悲しみよとまれ」ね、と思ったら。
「脱・既成概念」。
完全なる新曲でビックリ。これが11月リリースのシングルなのか。
どちらかというとコミカルな曲。
前半は混沌としてましたが、サビのメロディは憶えやすそうだし、ちゃんと聴き込めば好きになれそうなタイプの曲でした。
「DA DANCE!!」。
イントロからピョンピョン飛んで、踊れる曲という印象でしたが、それは最初だけで、全体的には思ってたほど踊れない曲だという事に気付きました。
アイナがソロ・パートをアイドルっぽく甘えた声で歌うのに萌えます。
「ぴょ」。
この曲、前回のライヴでも聴きましたけど、前半が原曲とは印象が違うんだよなあ。アレンジのせいなのか、すぐにこの曲とはわからなくて、サビで気付くという。
でも、サビで「♪ 君にズッQん ドッQん」と一気に盛り上がる感じは好きだし、最後の「♪ ソイヤソイヤソイヤソイヤ」の振り付けは楽しい。
ここで、お馴染みのコントというか茶番劇のコーナー。
ハシヤスメさんが、「バズリズムのアシスタントMCやりたい。私、アナウンサーでもいけるんじゃね?」と言い出したところで、『バズリズム』のアシスタントMCでもある、日テレの市來玲奈アナが登場。
そこから、ハシヤスメさんと番組MCを賭けての対決が始まります。
早口言葉対決、ダンス対決を経て、一発ギャグ対決と思わせてから、魔法にかけられた設定でのイグアナなりきり対決。
どれもが市來アナの圧勝で、アナウンサーなのによくそこまでやれるな的な話だったのですが、みなさん、市來アナは元アイドルだったのを忘れてやしないか。
「プロミスザスター」。
サビの「♪ だから僕は待って待って」の所は、待ってを表す振り付けなのに、僕の隣の人は、ただ手をぐるぐる回してるだけで、ちょっと違うだろ、と思いました。
サビのアイナの「♪ どれだけ話せばわかってくれる」の所はスリリングだし、ラストの「♪ プロミスザスター」の絶唱や、2番の「♪ Oh Oh Oh Oh」は身震いがしました。
「I have no idea.」。
「♪ 言いたい事がない」と始まる、おちゃらけた感じで明るい曲。
「ZENSHiN ZENREi」。
これも明るく弾けた曲で、なかなか盛り上がりましたね。
「サヨナラサラバ」。
今年出たシングルの中でも、この曲は特別な曲に違いない。
さっきまでの明るいムードが一転、一気に力強くハードなものに。
カッコいいBiSHの代表曲。
「UP to ME」。
今年出たシングルの中では、比較的地味な存在と思ってたので、今回のライヴではやらないものと思ってた。
僕はあんまり聴きこんでないので、印象薄い曲だったのですが、サビの辺りを聴くと、前よりも馴染んできていて、思ってたより悪い曲ではないかも、と見直しました。
で、やっぱりこの曲はリンリン中心の曲だなと。
「MONSTERS」。
アイナが歌い始めた瞬間、なにか必殺技を出した時のような感触を味わいました。この曲があるぞ!的な。
「♪ 忘れそう 忘れそう 忘れそう」の後のジャンプが気持ちいい。
メンバーも気合が入ってるし、これは、家で音源聴くより、ライヴで良さが発揮される曲ですね。
「SEE YOU」。
今年出たシングルだというのはすぐにわかったのですが、なんてタイトルだっけ、とすぐにはわかりませんでした。
でもサビを聴いてたらわかってきて、ああ、大好きな「SEE YOU」じゃないか、と。
これは今回のライヴで聴けると思ってなかったので、僕的にはサプライズでしたね。
爽やかで切ない。サビ最後の「♪ SEE YOU」というところが好きです。
「ALL YOU NEED IS LOVE」。
ライヴも終わりになると実感する曲。
スクリーンに手書きの歌詞が映し出されて、しみじみとします。
終盤の「♪ All you need is love 今も過去も振り向かせよう」の所は、隣の人と肩を組んで体を揺らしたいところですが、このご時世で皆が自粛。ちょっと手を伸ばすだけのエアなのが残念です。
これにて本編終了。
アンコールは、きっと「サラバかな」と「beautifulさ」をやるな。あと1曲何をやるかって感じかな。
アンコール1曲目、荘厳で重厚な「NON TiE-UP」。
おおお、ここでこの曲やりますか。
「♪ おっぱい舐めてろ チンコシコってろ」という衝撃的な歌詞を生で聴けました。
こんな歌詞ですが、とてもカッコいいのです。
中盤の、モモコの指揮者からの、ハシヤスメさんの聖女的な清らかなヴォーカル・パートが見所で、とても良かったです。
一列に並んだメンバーのパフォーマンスも圧巻で、生で観れて良かったなあと思った1曲でした。
「サラバかな」。
このスピード・ナンバーは、なんといってもサビで1・2、1・2・3のリズムで拳を突き出す振り付けに燃えますね。
終盤のチッチの可愛い「♪ サラバかな そりゃないな」の後の、アイナの「♪ その手を離さないよう」の一体感に胸が熱くなります。
「beautifulさ」。
サビのトゲトゲダンスを一緒に踊るのが楽しいです。
ハッピーな感情と、もうライヴが終わっちゃうという悲しい感情とが入り混じってました。
ライヴ終了は21時20分。
「We are BiSH!」の掛け声の後、メンバーはまだなにか話しながら観客に応えてましたが、僕は帰りの電車の都合があるので、後ろ髪を引かれつつも早々に会場を後にしました。
通常のBiSHのライヴとは微妙に違う演出だったかも
メンバーはみな海賊の衣装。
『バズリズム ライヴ』をジャックするという事で、ジャック・スパロー→海賊という連想か。
それぞれが違う印象の海賊姿で、とても良い衣装でした。
セットリスト的には、10月に出たばかりの「悲しみよとまれ」をやらなかったのは意外。プッシュすべき時期なのにね。
他は、今年出たシングルなど、最近の曲が結構多かったなあという印象です。
アイナは、前回よりもヴォーカルの調子も良かったように思います。堪能できました。ただ、今回も遠目から観ると、アイナはどこにいるのか探し当てるのに苦労しました。
モモコは、前回よりは印象に残りました。ステージの端まで来て元気に笑ってくれてました。ゴーグルが可愛かった。
チッチには、最近心惹かれてるのですが、ますます良さを感じるようになりました。
アユニは、今回は特に目立った印象はないのですが、ヴォーカル面で、BiSHへの貢献度は高いなあと改めて思いました。
ハシヤスメさんは、コント含め、BiSHのムードメーカー。なくてはならない存在。
リンリンは、声がちょっと荒れてましたね。ムリして歌ってるような感じの所があって、ハラハラしました。
それから、今回はバンドメンバーの紹介がなかったです。
最後にステージ前方で並んでお辞儀しただけ。
BiSHのバンドメンバーは固定ではないですが、いつものメンバーと違う人が多かったぽい。よくわからないけど。
そして、アンコールでのメンバー一人一人の挨拶というかコメントもなかった。
普通だったら、今日のライヴはどうだったとか、一人一人が観客に語りかける場面があるのにね。
今回はあっさり終わっちゃった感じ。
一応、『バズリズム ライヴ』の一環という事で、通常のBiSHのライヴの演出とは違ったのでしょうか。
どこか遠慮がちなライヴだったような気がしないでもなかったです。
コメント