BiS Live@代々木公園野外ステージ 2018.7.3 感想

YOYOGi Don’t miss it!!

2018年7月3日(火)@代々木公園野外ステージ

フリー・ライヴ!特典会も

BiSが、代々木公園でフリー・ライヴをやる事になりました。
しかも、運良く僕が仕事の休みの日。これは行かねばなるまい、と。

プー・ルイ脱退後、BiSは新メンバーを加えた上で、1stと2ndの2グループ体制に。
今後、「BiS.LEAGUE」なる人気投票によってメンバーが入れ替わり、不安定になるやり方はなんだかなあ、と思うので、ライヴに行くのを躊躇していたのですが、フリー・ライヴならば、試しに観るのに丁度いい。
このライヴは、あくまで1stがメイン・アクトで、2ndは前座という事になりました。

僕が推しているのはアヤプリとキカ姉なので、自然と2ndの方に興味が行きます。
フリー・ライヴ終了後は、渋谷のHMV&BOOKSで、特典会が開かれるとの事。この店でCDを買えば、フリー・ライヴの優先入場券と特典会参加券がもらえるとの事で。
ライヴは19時30分終了予定との事なので、その後は時間に余裕があるので、特典会にも参加できそうです。
1枚CDを買えば、メンバー全員と握手が出来るそうなので、僕も覚悟を決めました。普段、握手会などには参加しない僕にとっては、覚悟が必要なんです(笑)。

HMV&BOOKSには初めて行きましたが、お洒落なコンセプトの店ですね。
ただの音楽好きではなく、お洒落として音楽を聴くような若者をターゲットにした感じです。それがいいのか悪いのかはわからないですけど。
店を一巡りして、イベント・スペースを確認し、特設レジにて、2ndのCDを1枚買いました。
何枚も買えば、メンバーとチェキが撮れるようになるそうですが、さすがにチェキは恥ずかしいし、そもそも写真にはあまり興味がないので、僕は握手だけで充分です。

ライヴのスタート。まずはBiS 2ndから

フリー・ライヴの開演時間は18時30分。
開場時間は17時30分との事で、僕は後ろから観れればいいので、ライヴが始まる直前に行ければいいと思ってたのですが、ライヴによっては、開演時間よりも前に、前座が始まる事も多いので、あまりギリギリに行って、肝心の2ndのステージを観逃す事になったら悲惨なので、30分前には行かないと、と思ってました。

代々木野外ステージは、昨年Negiccoのフリー・ライヴで経験済みなので、様子はわかってました。
18時頃到着したのですが、結局、18時30分になるまで始まりませんでしたね。焦る事はなかった。
エリア外ですが、ステージが正面に観られる位置を確保する事が出来ました。
夏の野外だし、という事で日差し対策で帽子も持って行ったのですが、まだ明るかったけれど、日差しは代々木の森に丁度よく遮られて、直射日光を浴びずに済みました。しかも、割と涼しい風が吹いていて、夏の割には心地良く観る事が出来ました。

ライヴ開始前に、いつものように渡辺淳之介が出てきて、ライヴの注意点を説明したんだけど、「BiSHが...」と発言してしまって場内から大ブーイング(笑)。

18時30分。
BiS 2ndの6人が登場です。
キカ姉による、軽いMCがあり。

01.レリビ

「せーの、レリビー!」と叫んで、「レリビ」のスタートです。
いつもはライヴのクライマックスに持ってくる、明るいアッパー・チューンです。
終盤では「はしれー!」の合図の元に、客席後方ではサークル・モッシュが始まり、そのまま会場の外へ走り去っていった人たちもいました。

「レリビ」を歌い終わると、ペリ・ウブが「以上、BiSでした!」と言って、場内騒然。
うそっ、1曲で終わりかよ。
前座とは言え、3曲くらいはやるかなあと思っていたので、まさかの1曲終了には面食らいました。
しかし、それこそが前座と言う意味を強く持つのであり。メイン・アクトとの差を大きくつける必要があるのでしょう。
それでも、去り際にアヤプリが「最高のライヴだったよ!」と叫んだのに笑った。そうか、1曲で完全燃焼できたか、と。
そのアヤプリの一言に、こちらも不思議な満足感を得られ、潔く、爽やかにBiS 2ndの6人は去って行ったのでした。

人気投票選挙演説

ほどなくすると、去ったはずの2ndのメンバーを含めたBiS10人全員がステージに現れました。
そして、開幕した人気投票「BiS.LEAGUE」に対する、選挙演説が始まりました。
10人全員、それぞれが、「私に投票してください」との思いを熱く語ります。

僕は、このライヴに行く事になるまでは、新メンバーの事はまったく知らなかったので、直前になって調べていきましたよ。
ライヴを観たり、握手をしたりするってーのに、まったく知らない女の子、というのではつまらないし、失礼でもありますからね。

2番目のムロパナコは、演説冒頭から半ベソ状態で、しかもいきなり歌い出すしで笑った。
耳の上を刈り上げているあたりに、一筋縄ではいかない感じも受けましたが、素直に応援したくなる気がしましたね。

ペリ・ウブは、モニターの上に乗っかって聴衆に訴える様が堂々としていて、新メンバーとの圧倒的な風格の違いを見せつける。

キカ姉は、「キカ・フロント・フロンタールのいいところー!」と、フリップ芸をしたのにはウケた。

パンちゃんは、BiSに人生を賭けるとか命を懸けるとか、何度も言い過ぎで、ちょっと悲壮感も。

ゴジはマイ・ペースで、人気投票なんてどうでもいいと、一歩引いた感じでいるのが、「らしいな」と思った。


約20分間のアピール・タイム終了後は、メンバーはまた一旦ステージから去り、間を置いてBiS 1stの登場。

BiS 1stのライヴ

01. TiME OVER
02. Don’t miss it!!
03. SOCiALiSM
04. I can’t say NO!!!!!!!
05. gives
06. primal.
07. BiSBiS

BiS 1stによる1曲目は、聴いた事ない曲でした。しかし、とてもいい感じ。1発で気に入りました。
これ、なんだろう。
今回のシングルのカップリング曲だったら嬉しいな。
それとも、以前のシングルのカップリング曲なんかな。
これは是非ともまた聴いてみたいし、手に入れたいと思って聴いてました。

次はNEWシングルの「Don’t miss it!!」
BiSのシングルは、ずっとこういうカッコいい系の曲で攻めるのでしょうか。
でも個人的には、今回のこの曲はちょっとイマイチかなと思ってるのです。

「SOCiALiSM」は、素直にカッコ良く、畳み掛ける勢いがあって好きです。
しかし、この曲はサキちゃんの印象が強かったものですから、だいぶ印象も変わる感じです。

「I can’t say NO!!!!!!!」は、初めはそれほど好きではなかったのですが、今回聴いて割といいなあと思いました。スカのリズムの前半から、カッコ良くなるキャッチーで力強いサビ。
先ほどの「SOCiALiSM」は、4人でパフォーマンスするにはいささか迫力に欠けるなあと思ったのですが、この曲くらいの温度が4人には丁度いいと思いました。

「gives」は大好きな曲なのですが、これはプー・ルイのイメージが強すぎて、プー・ルイがいなくなった事の現実を突きつけられて複雑な気分だった...。

新体制になってからは、「Give me your love 全部」とか「nerve」とか、初期の代表曲をやらなくなってるという印象だったから、この「primal.」が始まった時は嬉しかった!
やっぱりBiSのライヴではこの曲がないと。
大好きなサビでは僕も「primal.立ち」をやりたかったのですが、僕のいるエリア外の人たちは黙っておとなしく観ているので、できませんでした。

イントロからグッと熱くなる感じ、サビの思わず「オイオイオイオイ」と気合を入れたくなる感じ、こんなにいい曲だったっけ?と思ったのが「BiSBiS」でした。

以上、1stは7曲30分のライヴ。あっという間。
終演時間はほぼ予定通りの19時30分でした。

プー・ルイがいなくなったBiSは別物

パンちゃんとネル・ネールの髪型が似ていて、遠くから見てると、どっちがどっちだかわからない時が多々あって困った。

それにしても、プー・ルイがいたBiSとはまったく別物になりましたね。
今までいかに僕がプー・ルイ中心にライヴを観ていたかを実感します。
そのプー・ルイはもういない、それでもBiSだというライヴ。
知ってるメンバーもいますが、2グループに分散してるし、新メンバーも入ってるから、大好きな曲をやってるというのに、どことなくBiSではないような気もして。
違和感はたしかにありました。
ただ、「これはBiSじゃない」と思ってしまうような決定打もあるわけではないので、これはこれでBiS。
でも、これから人気投票の結果次第で、メンバー構成もころころ変わっていくのでしょうから、はたして、それらすべてひっくるめてBiSという認識でいいものだろうか、という疑問もあるにはあります。
で、上記したように、4人でのパフォーマンスは迫力不足が否めません。今まで、ステージ狭すぎるんじゃね?と感じるくらいの人数でわちゃわちゃやってたのがBiSというイメージだったので。
いつかは10人全員で一緒にパフォーマンスする姿を観たいです。

ライヴ終了後は、特典会へ挑むため、即座に移動です。そのためエリア外で観てました。
終了と同時にHMV&BOOKSへ向かいます。
代々木公園から歩いて10分かからないくらいです。

移動して特典会会場へ

特典会は、1stが6階、2ndが7階のイベント・スペースに分かれての開催です。
僕は2ndが目当てなので7階です。
イベント・スペースはかなり狭く、さっきのフリー・ライヴを観てたお客さんたちがみんな押し寄せたらどうなるんだ?と心配してましたが、特典会にまでやってくるファンは意外と少なく。みんな、ライヴ観て満足して帰っちゃったのでしょうか。握手やチェキは魅力的ではないのでしょうか?それとも別の機会に?
ともかく、さっきのライヴのお客さんの数を考えたら、予想外の少なさでした。
でも、BiSはかなり異色なアイドルだと思うけれど、女子が結構来ていて、しかも美人さんが多い。何故だろうと不思議です。

店内にはBiSの曲がBGMとして流れていて、聴いてると、リリースされたばかりの「Don’t miss it!!」で、どうやらそのCDを流しているなとわかったのですが、そしたら、「Don’t miss it!!」の次に、さきほどのライヴで聴いて気に入ったあの曲が流れてきていて、「おっ、これはさっき聴いて好きになった曲だ。やっぱり今回のシングルのカップリング曲なのかな?」と、期待が高まりました。

特典会は19時50分からという事だったのですが、なかなか始まりません。
この後にRECOfanへ買い物に行きたかったので(営業時間21時まで)、ハラハラでした。
20時頃に、ようやく握手会参加希望、チェキ会参加希望の順に並ばされて待つ事に。
握手会参加の人は意外と少なく。チェキ希望の人の方が多かったです。
20時10分頃、ようやくメンバーが登場。
モタモタしている新メンバーたちに「早くしろっ!」と一喝しているキカ姉に、「怒らないで~」と言ってるアヤプリが面白かったです。

メンバーと握手

そして、BiSのメンバーと握手をする事になるわけですが、握手の時に、どれくらい会話が出来るものなのか。会話するとしたら、各メンバーとどんな話をすべきか、ずっと考えてました。
でも、いざ握手会が始まって、様子を見ていると、握手をした瞬間、後ろからスタッフがどんどん剥がしていってました。
それを見て、あー、これはあれこれ会話する時間はないな、と判断し、僕は会話するのは止めて、それぞれ「がんばってください」の一言だけにする事にしました。
新メンバーのYUiNA、ムロパナコ、ミュークラブは、握手会に慣れてないようで、笑顔もぎこちなく、ファンとの触れ合いに戸惑ってる感じ。
それに比べたら、アヤプリ、キカ姉、ペリ・ウブは、さすがに握手会にも慣れてる感じです。僕が「がんばってください」の一言だけですぐ次へ行こうとすると、「もう行っちゃうの?」的な感じで見送ってくれました。
なので、終わってからよく考えてみると、「がんばってください」の他にももう一言くらいは言えたなあ、と思ったのですが。
でも、BiSのメンバーと握手する事が出来たので御の字です。そもそも握手会は苦手ですから、無事に(笑)終わって良かったです。
アヤプリ、キカ姉、ペリ・ウブの圧倒的存在感。新メンバーの中では、未知の動物のような表情をしていたムロパナコが印象に残って気に入りました。
もちろん、1stのメンバーとは握手できなかったので、多少の心残りはありますが、仕方ありません。

楽しいイベントだったが、今後のBiSはどうなるのか

そうやって、この日のBiSのイベントは終了しました。
今回シングルを買った事によって、投票券が2枚手に入りました。
どのメンバーに入れるかは初めから決めてありましたが、こうしてライヴを観たり握手をしたりすると、みんなに票を入れたくなりますね。
僕はAKBの選挙にも参加した事ないのですが、CDを何枚も買って投票したくなる気持ちが少しはわかりました。

これから、1st、2ndと分かれて流動的なメンバーで活動するBiSがどうなっていくのか。
プー・ルイがいなくなって、僕のモチベーションもどこまで下がってしまうか不安な面もありましたが、この日のイベントに参加してみて、まあ、今までは今までと分けて考えて、これからも温かく見守っていきたいと思えました。
プー・ルイ抜きでもなんとかなるだろうし、楽しめるかなと思いました。
ここにプー・ルイがいてくれたら...というのは考えないようにします。
まあ、いい曲さえ歌ってくれればいいんです!

帰宅して確認してみたら、ライヴで気に入った曲は、期待した通り、今回のカップリング曲の「TiME OVER」でした。
それからは、「TiME OVER」を鬼リピート中です。
これは久々の神曲です。
今年聴いた、どのアーティストの曲の中でも1番かもしれません。
機会があったら聴いてみてください!

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