LIVE TOUR 2019 キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイク握ってろ!!だと!?ふざけるな!!
2019年5月12日(日)@メットライフドーム
絶対行きたい40周年記念ツアー
サザンは昨年40周年だったので、記念ツアーをやるものだと思ってたのですが、ツアーはまさかの1年後。
何故40周年記念の年にツアーをやらなかったのかは謎なのですが、今年の元日の新聞広告にてツアーの詳細が発表され、胸踊りました。
関東での会場は、東京ドーム、メットライフドーム、横浜アリーナ。
1番都合がいいのは東京ドームでしたが、正直サザンのライヴが観られるならどこでもいい。
東京ドーム5DAYSだって、余裕でチケット捌けるでしょうに、今回は各会場2DAYS。
無事チケットを確保できるのか。今回もまた争奪戦となりそうでした。
チケット申し込みまくった末に
まず最初に横浜アリーナの先行抽選が行われましたが、やはり落選。
先行は1回のみで終わり、一般発売で繋がるとはとても思えず、横浜公演は諦めました。
続いて、東京ドームとメットライフドームの先行抽選が同時期に行われ、全日申し込みましたが、すべて落選。
しかしすぐさま2次抽選の受付が開始され、またもや全日申し込み。
その抽選結果がメールで届くのですが、1次抽選の時に届いた結果メールをドキドキしながら1通1通開示したのですが、よく見ると、メールの受信時間がすべて同じ時刻だったんですよね。これは、落選メールを一斉に送ってるからそうなるのだろうと理解しました。つまりは、メールを開かなくとも、受信時刻を見れば結果はわかってしまうのではないかと。
なので、2次抽選の結果メールが届いた時には、受信時刻に注目してみました。
すると、4通のうち、1通だけ受信時刻が違っていたのです。
こ、これは!
案の定、同じ受信時刻だった3通のメールはすべて落選メールでした。
それならばと、受信時刻が違ってたメールを開いてみると、期待通り、当選!
メットライフドームの日曜公演が当選していたのでした。
西武球場は35年以上前に野球を観に行った事はあるのですが、車で行った事もあり、あまり記憶に残ってません。
電車の交通の便が悪いのが気がかりでしたが、初めてに近いメットライフ、行ってみるのも経験になるのではと、前向きにとらえる事にしました。
とにかく、サザンのライヴが無事に観られる事になったのだから、それで良し!
そしたら、ブログ仲間のfmbmrtjd-mmkkaiさんが、ライヴ2日前に機材解放席の抽選で当たりを引き寄せる幸運を見せ、それが僕の行く日と同じだったので、今回も会場でお会いできる事となりました。
ライヴ当日。会場に着かないとわからない座席
当日は、予定していたよりも早い電車に乗ったので、15時過ぎには会場に着きました。
Tシャツがちょっと欲しいかなあと思い、グッズ売り場の会場まで行ったのですが、長蛇の列で、これに並んでいたら、fmさんと会う時間が少なくなりそうだったし、どうしても欲しいという訳でもなかったので、悩んだ挙句、Tシャツは断念する事にしました。
座席は、当日にならないとわからないシステム。
わかっているのは1塁側というだけで、fmさんも1塁側だったのはラッキーでした。
16時頃、fmさんと合流。
fmさんは昨年から1年間ブラック企業に勤めていて、酷い働き方をさせられて、体調を崩し、仕事を辞めざるを得なくなった方。体重も一時期は10kgも痩せたとかで、非常に心配していたのですが、退職して1ヵ月間療養し、心も体も回復してきていて、思っていたよりも元気そうだったので安心しました。
好きなライヴにも行く事が出来なかったブラック企業は辞めて正解。辞めたからこそ今回のライヴにも来る事が出来たのだし。
今回もライヴ前に楽しいひと時を過ごす事が出来ました。
そしてライヴ30分前。
fmさんと別れてトイレへ行くも、これまた長蛇の列。トイレの数が少ないのは問題ですよね。余裕を持って行動したつもりでしたが、ちょっと焦りました。
さて、いよいよライヴ直前。
僕の席は、スタンド1塁側B45ブロック23列7番。
1塁側ベンチの上方だったでしょうか。
ステージはそんなに近くはなかったですが、角度的には悪くなかったですし、ステージ全体が見渡せて、なかなかの席だったかなと思います。東京ドーム2階後方なんかに比べたら、はるかに良かったですね。
ライヴのスタート
開演時間の17時を少し過ぎ、ライヴは始まりました。
01. 東京VICTORY
02. 壮年JUMP
03. 希望の轍
04. 闘う戦士たちへ愛を込めて
05. SAUDAGE ~真冬の蜃気楼~
06. 彩 ~Aja~
07. 神の島遥か国
08. 青春番外地
09. 欲しくて欲しくてたまらない
10. Moon Light Lover
11. 赤い炎の女
12. 北鎌倉の思い出
13. 古戦場で濡れん坊は昭和のHero
14. JAPANEGGAE (ジャパネゲエ)
15. 女神達への情歌 (報道されないY型の彼方へ)
16. 慕情
17. 愛はスローにちょっとずつ
18. ゆけ!! 力道山
19. CRY 哀 CRY
20. HAIR
21. 当って砕けろ
22. 東京シャッフル
23. D.J.コービーの伝説
24. わすれじのレイド・バック
25. 思い過ごしも恋のうち
26. はっぴいえんど
27. シュラバ★ラ★バンバ
28. マチルダBABY
29. ミス・ブランニュー・デイ
30. イエローマン ~星の王子様~
31. マンピーのG★SPOT
(ENCORE)
32. I AM YOUR SINGER
33. LOVE AFFAIR ~秘密のデート
34. 栄光の男
35. 勝手にシンドバッド
36. 旅姿四十周年 (旅姿六人衆)
「東京VICTORY」の「♪ オー、オーオーオーオーオー」というコーラスと共に、ステージを覆った白幕に拳を挙げた5人のメンバーのシルエットが映ります。
「♪ 時を~」からのギター弾き語りのパートでは桑田さん一人のシルエットに。
そして、バンド演奏が始まると共に、幕が下りて、ステージが露わになります。
あまり好きではない曲でしたが、「♪ オーオー」のコーラスや「♪ ヘイ!ヘイ!」などの気合いの合いの手を打ったりとか、ライヴに参加してる感が出る良い曲だと思い直しました。
今ツアーで初披露の「壮年JUMP」。
ドリーミーでポップな、お気に入りの曲です。この曲が良かったから『海のOh,Yeah!!』を買いました。
これも、「♪ アイドル」とか「♪ ジャングル」とか、合いの手を入れるのが楽しかったです。
イントロのピアノが流れて大歓声の「希望の轍」。
もともと人気のある曲でしたが、昨年の紅白で演奏して、箔が付いたようにも思います。
盛り上がりましたね。改めて良い曲だと再認識。
昨年発表された「闘う戦士たちへ愛を込めて」。
曲調はとても好きなのですが、ブラック企業でも働け、根性ネエ奴はオサラバという歌詞があまり好きではありません。
この曲に励まされて、無理して働いてしまう人がどれだけいる事か。罪な曲だと思います。
サザンから興味が薄れかけていた頃に聴いて、「こういうのだよ、僕の聴きたかったサザンは!」と、サザンへの情熱を取り戻させてくれたのが「SAUDAGE ~真冬の蜃気楼~」でした。
売り上げを落とした『さくら』収録曲だし、地味な存在の曲かもと思ってましたが、『バラッド3』にも『海のOh,Yeah!!』にも収録されたという事は、桑田さんお気に入りの曲なのかもしれません。
そんな、僕にとっても思い入れのある曲が生で聴けたのは嬉しかったですね。
冬の、引き締まるような空気感が伝わってきました。
冬の曲の次は春の曲「彩 ~Aja~」です。
こちらは、どこかのどかでゆったりとした気分になります。
次は三線の音が聴こえて「神の島遥か国」。
おおらかな気持ちになります。
桑田さんがぶっきらぼうに、やさぐれた感じで歌う「青春番外地」。
1番好きなアルバム『kamakura』の中で、ベスト3に入るくらい大好きな曲「欲しくて欲しくてたまらない」。
こんな通好みの曲を、ライヴで採り上げてくれるとは思ってもみませんでした。
ライヴ前半の僕的なハイライトはこれです。
クールでも熱く、なかなかカッコ良かったんじゃないでしょうか。
少しでも多くの人にこの曲の良さが伝わってればいいのですが。
ここに来てようやくのバラード「Moon Light Lover」でしんみりとします。
「赤い炎の女」も、楽しみにしてた曲の1つです。
「♪ パッパラッパパパーラパーラ、女と女」の所は楽しいし、キメの「♪ Sexy You!」は痺れました。
原坊の歌う新曲「北鎌倉の思い出」は、まあまあかな。
ここでメンバー紹介。
ヒロシさんの、西武ドームなのにジャイアンツ愛溢れるコメントや、ムクちゃんの「ダンサーになりたい」発言等が印象に残る中、SEKAI NO OWARIのDJ的なお面を付けておどける毛ガニさんに「バンドが違うよ!」とツッコんだだけで、名前を紹介せず次へと移ってしまった桑田さん。ああ、毛ガニさんの名前言わなくても良かったのかなあ...と心配になりました。
ここからは、地味で渋~い曲が続きます。
こういうコーナーがあるのも、サザンならでは。
「古戦場で濡れん坊は昭和のHero」。
「JAPANEGGAE (ジャパネゲエ)」。
どちらも、デジタル時代のサザンの幕開けを象徴したような楽曲です。当時は最先端だったかもしれませんが、今聴くと渋いとしか言いようがない。
「女神達への情歌 (報道されないY型の彼方へ)」。
この曲、割と好きな方なんですが、だけど、何度聴いてもシングル向きではないですよね(笑)。
悶々とAVを見る男の哀しみに同情し、親しみが湧く曲です。
バラードの「慕情」。
昔はあまり印象に残る曲ではありませんでしたが、最近好きになってきました。
バラードが少ない今回のライヴの中では白眉です。
このツアーのために作ったという新曲「愛はスローにちょっとずつ」。
ツアーで練りながら完成させていって、ツアー後にレコーディングしたいのだとか。
聴き始めは「栞のテーマ」の様な三連ロッカ・バラードか?と思ったのですが、よく聴いてると三連ではないし、雰囲気もちょっと違ってて、王道の歌謡曲のような、でもそれほどキャッチーではなくて、取っ付きにくく難しそうな曲で、だけどなんとなく爽やかな感じで、といった具合で、1度聴いただけでは素直に捉えきれない、今までになかったタイプの曲だと思いました。
レア曲の極致とも言えるのが、シングルのカップリング曲「ゆけ!! 力道山」。
とりたててライヴ向けの曲とも思えないし、それでもあえて採り上げる所に桑田さんの意地というか、どんな曲でも我が子は可愛いみたいな気持ちが伝わってきました。
「CRY 哀 CRY」。
これ、今まで意識してなかったけど、歌詞が古語なのね。スクリーンには、歌詞と共に、それの現代語訳も映し出されていて、なるほどなと印象深かったです。
サビで一気にスピード感が増す所はカッコ良かったし、今までとりたてて好きな曲じゃなかったけど、意外に良かった、と軽く感動しました。
ジョン・レノンともデヴィッド・ボウイともとれるような「HAIR」。
重厚なサウンドが、会場を良い意味で縛り付けました。
ここで小休止。
「忘れられたBig Wave」のBGMに乗せて、ムクちゃんが優雅なダンスを披露。
「ダンサーになりたい」という夢をここで叶えてるのだそうです。でも、なりたいのはヒップ・ホップ・ダンサーだったような...。
1stからの「当って砕けろ」も、最近好きになった曲です。
「♪ ウ~~ウォンテッド!」がすごく楽しいんです。
でも、あれ?2番がない?短くないか?と思ってたら次の曲に。
前曲から間髪入れずに「東京シャッフル」。
間奏の「♪ パパパパパパ...」の所が好きなのにカット、この曲もショート・ヴァージョンでした。
スクリーンに小林克也さんが現れて、僕も毎週観ている人気番組『ベストヒットUSA』の設定で曲紹介。
となれば「D.J.コービーの伝説」です。
克也さんの背景のセットの文字はベストヒットSASとなってたように思います。
『Nude Man』の冒頭を飾る強烈なこのロックンロール、大好きなんです。
「♪ あのBeatles, Play Some More」に対する「♪ シェケナベイベー」という合いの手が楽しかったですし、やっぱり熱くなれる曲でした。
エンディングの「♪ 逢えないこの夜はLonely Lonely Night」はカットかなあと思ってたら、かなり間を空けて披露。痺れました。
そして、ノスタルジックな「わすれじのレイド・バック」。
この頃のサザンはシングルが売れなかったのですが、それがとても疑問に思う程の名曲だと思います。
終盤の「♪ Nanana…」の大合唱も感動的!ホントにトロけました。
そして瑞々しく爽やかポップな「思い過ごしも恋のうち」。
また会場の空気が一変しました。
「♪ 男は立てよ」の所は勇ましく楽しかったし、「♪ どいつもこいつも話の中身が どうなれこうなれ気持ちも知らずに」の超早口の所は思わず一緒に歌ってしまって気持ち良かった!
この3曲の流れ、最高だった!個人的にはここが1番楽しく、感動のピークでした。
盛り上がりを一瞬クール・ダウンするかのように、ゆらゆらたゆたうリゾート・ソング「はっぴいえんど」。
さざ波の音が聴こえてきそうです。
ここからラストへ向けて、怒涛のロック・ナンバー・ラッシュです。
まずは「シュラバ★ラ★バンバ」。
続く「マチルダBABY」。
これはシングルでもなんでもない曲ですが、すっかりサザンのライヴを盛り上げる定番曲となったようで嬉しい。
花火と共に爆音がドーンと鳴ってビックリ。耳が痛い。この曲を、ポール・マッカートニーにおける「Live And Let Die」のようにしたいのかな。
イントロのキーボードのリフからしてカッコいい「ミス・ブランニュー・デイ」。
『葡萄』ツアーの時は、ライヴの序盤での披露でしたが、今回の様に終盤の盛り上がりの最中での披露の方が遥かに良さを感じると思いました。
「イエローマン ~星の王子様~」は売れなかったシングルですが、僕は好きでした。
サビのジワジワと来る高揚感はライヴ映えするものだし、「売れなかったけど、こんな盛り上げ曲もあるんだぞ」という桑田さんの意志を感じる所もありました。
本編ラストは「マンピーのG★SPOT」。
ダンサーさんやら水着のお姉さんやらで、ステージ上はお馴染みのカオス状態。
卑猥なサザン全開の大好きな曲ですが、予想以上に重たいサウンドで、手拍子をすればいいのか、飛び跳ねればいいのか、思ったよりもノリ辛いなあという印象が残りました。
アンコールは「I AM YOUR SINGER」から。
活動休止を宣言した時にリリースされた曲なので、この曲を聴くと少し切なくなります。
でも、こうして今は無事にライヴが出来ているのだから、良かった良かった!
「LOVE AFFAIR ~秘密のデート」のイントロのギター・フレーズが弾かれた瞬間、大歓声。みんな、この曲好きなんだね。
スクリーンに横浜の夜景の映像が映し出されて、僕も昔、当時の彼女とデートした事を不意に思い出しました。不倫ではなかったですけど(笑)。
アウトロのコードに合わせて、桑田さんが「Be My Baby」を歌っているように聴こえました。
スクリーンに長嶋茂雄の引退セレモニーの映像が流れて、隣の女性が「なんで?なんで?」と言っていたけれど、そりゃあ、あの曲をやるからでしょう、と「栄光の男」。
終盤では、スクリーンの映像が長嶋さんからイチローに切り替わっていました。なるほど、今の時代の栄光の男はイチローでもありますね。
メンバー紹介で無視された毛ガニさんが「俺だってサザンが大好きなんだ、ふざけるな!」と叫んで、パーカッションを連打。
そして、そのリズムに合わせて「勝手にシンドバッド」!
このツアーが始まった当初は、この「シンドバッド」はセットリストに入ってなくて、替わりに「ロックンロール・スーパーマン」をやってました。
でも、40周年を記念するライヴで、「シンドバッド」無しはやはりダメ。このセトリ変更は大正解です。
僕自身、実はライヴで「シンドバッド」を聴いた事がなかったものですから、僕にとってもこの変更は大歓迎。
「♪ オー、イエー」「♪ イエーイエイエイエーイエー」「♪ ラーラーラーララララーラーラー」といった、今までTVやDVDで観てきたコール&レスポンスに参加できて感無量。そうか、この曲はこんなにも盛り上がるのかと実感。
燃え尽きた感がありました。
すると、ゾロゾロ帰り始める人が続出。みんな「シンドバッド」で終わりだと思ったのかなあ?もう1曲あるのに。
「旅姿四十周年」と題して、実は「旅姿六人衆」なんですけれども。歌詞も少し変えてあるのかな?
ただ、帰り始めた人の事をどうこう言える僕ではありません。僕も帰らねばならないのです。終電が間に合わないって訳ではないのですが、最寄駅が1つしかないメットライフドーム、最後までライヴを観てたら、駅はとんでもない大混雑になるのは必至で、それに巻き込まれるのはどうしてもイヤです。
間奏のギター・ソロを堪能した直後、席から離れて、駅へ向かってダッシュしました。
途中、「♪ ナナナーナナナーナナーナー」と、大合唱するに相応しいリフレインが聴こえてきて、ここはじっくり楽しみたかったなあと思いつつ、手を振りながら走りました。
20時20分頃でした。
周年記念ライヴらしからぬ、通な曲満載。たっぷりサザンを堪能
そんな感じで、最後までじっくり観る事ができなかったのが残念でしたけど、無事にサザンのライヴに参加できて、ホント良かったです。
前回は、サザンを初めて観るという事もあって、「これがホントにサザン?」と、実感が湧かない所がありましたが、今回はどっしりと構えて、サザンのライヴを楽しむ事が出来ました。
NEWアルバムに伴うツアーじゃないので、新譜からの曲を多くやりますという訳ではなく、新旧織り交ぜたセットリストも概ね満足。
「この曲がライヴで聴けるの?」という驚きもありましたし、定番の曲もやってくれましたし、不満はありません。
もちろん、大好きなサザンですから、生で聴いてみたい曲はまだ山の様にあるんですけれどもね。
fmさんが、ライヴ前に「40周年で、もっと代表曲ばかりのセットリストになると思ってた」と仰ってたのですが、僕にはそういう発想がなかった。たしかに、言われてみれば、40周年記念なんだから、誰もが知ってる曲ばかりのライヴになってもおかしくない所なのに、僕は何故か、レア曲とか不人気曲(笑)もたっぷりやる、いつものようなサザンのライヴになると信じて疑ってなかったんですよね。
結果的に、僕の想像した通りになったんですが、たしかに、ヒット曲ばかりのサザンのライヴってのも今までなかったので、そういうのも観てみたいですね。
僕の前の席のおじさん、桑田さんの「アリーナ!!」の叫びに「オオーッ!」て手を挙げて応えてて、それを何度も繰り返すものだから、最後の方は「ここはスタンドだよ!」と聞こえない程度にツッコんでしまった。もしかしたらそのおじさん、ライヴ初心者で、アリーナとかスタンドとかの意味をわかってない人だったのかもしれないけど。
前日、Twitterで「西武ドームは夜寒い」という書き込みを見て、ちょっと厚着をしていった僕は、昼間の差すような日差しに「騙された」と思ったのですが、実際、日が暮れると共に、風が後ろからピューピュー入り込んできて、たしかに寒かった。
昼間の暑さのせいで、かなりの薄着で来た人が多く、あちこちで「寒い、寒い」という声が聞こえました。
厚着をしていった僕でさえギリギリちょっと寒いくらいだったですから、Twitterを見ていって正解でした。
そういう、夏は暑い・冬は寒いで有名なメットライフドーム、交通の便の不便さ、帰りの電車の混雑の事なんかもあり、なるべくならもう行きたくない場所ですね。
埼玉でライヴをやるなら、やはりスーパーアリーナの方でお願いしたい。メットライフはドームとは言え、たまアリとキャパはあまり差はないんだから。
帰りには、スポンサーさんから三ツ矢サイダー250ml缶を1本いただきました。
ライヴハウスの様に、無駄に高いドリンク代を払ってもいないのに、いただけちゃうこの嬉しさ。
さすがのサザン、太っ腹です。
このツアーの映像がDVDになりました
僕が観に行った日の映像ではありませんが、このツアーの映像がBlu-ray&DVDになりました。
ライヴを観に行かれた方は、あの時の興奮がよみがえる作品です。
良かったよなあ~って。
40周年の記念だというのに、いささか通好みなセットリストにするところもサザンらしいですが、それでも抑えるべきところは抑えて、ちゃんと盛り上がる!
サザンのライヴを観た事がない方にも、この興奮は伝わると思いますし、ライヴ観に行ってみたいという気持ちにさせられると思います。
サザンオールスターズ 『LIVE TOUR 2019 “キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ!!” だと!? ふざけるな!!』 Amazonで見る
コメント